Rock oN Company ショー・レポート!IBC 2012 / PLASA 2012

IBC 2012開催直前!Rock oN 敏腕スタッフが芸術と歴史の街 アムステルダムに到着!

ヨーロッパの中心に位置するオランダの首都アムステルダム!私達は古くは江戸時代から蘭学を代表する最新技術をオランダに学んできました。この国でこれから開かれるIBC 2012で、私たちはどのような最先端テクノロジーを目のあたりにするでしょうか!



フランス・ベルギー・オランダ・ドイツの4カ国を結ぶ高速列車thalysに乗り込み一路アムステルダムへ、パリ10:25発、アムステルダム中央駅13:44分着。3時間の列車の旅、無事Netherlands(「低い土地」という意味)に到着しました!
EU内は、パスポートコントロールもなく非常にコンビニエンスな旅が楽しめます。

途中、車窓から見た素朴なベルギーとはうって変わり、オランダに入ると平地の広がるどこかかわいいモダンな風景が広がりました。明日の本格的な展示レポートの前に、ひとまずアムステルダムを散策!腹ごしらえも目当てです。中央駅は、大ドームで覆われた機能的なレイアウト。電車での交通網の発達したこの地域、ヨーロッパでは珍しく、ひっきりなしに電車の発着が見られます。


こちらは1889年に完成した趣ある歴史を感じる、アムステルダム中央駅正面です。何か感じます〜。どこかで見たような…。そうです!ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、この駅は東京駅のモデルになったとも言われているんです!右側に時計台があって、左側には風向き時計が設置されています。風車の国オランダでは大事なポイントですね!

本日のお天気はほぼ快晴!薄手の長袖が丁度いい、爽快で乾燥した気候で気持ち良いです!雲の表情が豊かで、飛行機雲が多いのが特徴的。


IBCアムステルダムRAI国際会議場で開催されます。このエリアは、市街地から少し離れた放射状に広がる運河の外に位置します。

会場にもほど近いStation Zuid駅で見かけた、地元のバーガーチェーン店Smullers!店員さんもいるのですが、なぜか店内に自販機が!これはコロッケとバーガーが買えるようです。ぜひ期間中にチャレンジしてみたいです!

街の南西に位置するミュージアムエリアは素晴らしく開放的な場所。

・国立美術館(フェルメール、レンブラント等、フランドル派絵画の殿堂)
・国立ゴッホ美術館(ゴッホの青の時代御作品は、この街で生まれています)
・現代美術館

これら世界有数の美術館がこの1ブロックに集中して立ち並ぶ、質、量ともに圧倒される必見のエリアです!

そして、写真の国立美術館(RUKS MUSEUM)の裏庭の向こうには、世界的に有名なコンサートホールConcertgebouwがあります!

Concertgebouwはウィーンの楽友協会(ムジークフェライン)と並び、音響特性の良い空間として賞賛を集める歴史的建築です。皆さんもAltiverbのプリセットなどで、聞いたこともあるかと思います。自由の国オランダらしく、過去には「ザ・フー」「ピンク・フロイド」のコンサートが行われたこともあるというのには驚きますね!!

ファーストビジットで驚いたのが、自転車!自転車!自転車!普通にお母さんと子供3人が一台の自転車をこいでいたり(ペダルが4つある長〜い自転車を!)、荷台が異常に大きい自転車などもあります。この画像は夕方の通勤ラッシュの様子。すごいですよね。

日本との最大の違いは、自転車専用道路がバッチリ整備されていること。人より自転車優先という感じで、モタモタしているとリンリン鳴らされて、危うく轢かれそうに!!

 

市街地の移動は路面電車「トラム」が便利。駅も含めてTAXIやバスが全く同じレーンを走っているのは少し怖い…慣れの問題…でしょうか。

はい、前夜祭の腹ごしらえは旧植民地のインドネシア料理(すでにオランダ名物になってます)にチャレンジ!

Puri Mas」は、地元でもお薦めのお店。びっちりと並んだ料理(数えてみました。おかず7皿&フライドライス&白米&デザート&薬味色々)で、食いしん坊記者も納得の 20.50ユーロ/1人です。メニュー左側 Rijsttafelを選択。

お味の方は、とにかく美味!どこか洗練されたインドネシア料理は、なかなか東京でも食せないのでは!
そしてサービスもものすごく丁寧。お腹も心もすっかり満足し、明日からのIBC EXHIBITONに向けて、準備万端です。

 

ライス(インディカ米)とフライドライスの上に、色々のせていただきました!2人でぺろりと完食!

こちらはオランダの炭酸水 「Sourcy」


びた〜〜と寄り添う様に立ち並ぶ、住宅。最上階に上階にものを引き上げるためのフックが着いています。

なかなか、格好いい==アパートたち、興味のある方はこちらをどうぞ!不動産情報

日本で言えば、軽自動車なのでしょうか?更に小型、EUで見かけるミニカー。これはAmica CAR。

いったい何のお店でしょうか。変なもの(趣味)は、世界どこでもありますね…。このお店、あなたなら入ります?

詳しい方はいっぱいいらっしゃると思いますが、アムステルダムはアンネの日記が書かれた場所としても有名です。この西協会の前の小さな銅像には今でも花束が絶えません。

アンネ・フランクの暮らした部屋や、日記を展示してあるミュージアムを訪れてみました。

運河には恋人たちを乗せたボート、自転車が駆け抜ける風、モダンとクラシックの混じり合う美しいこの街はそれと同時に、アンネが息をひそめ暮らした隠れ家があった街でもあります。

ヒトラーの不気味な影から逃れるようにフランクフルトから移住してきたフランク一家を待っていたのは、ドイツ軍のオランダ占領と隠れ家での生活でした。

自由に自転車に乗ったり、ダンスをしたり、口笛を吹いて過ごしたかったアンネを支えたのは、日記を書くこと。そして家族や協力者の人々とのふれあいでした。戦後、ただ1人生き残ったアンネの父オットーと協力者の人々の尽力により、日記は救い出され、現在その隠れ家は素晴らしいミュージアムになっています。

実際に訪れてみると、今を生きる私たちとなんら違わない感覚を持っていた、彼らの日常の痕跡をたくさん発見することができます。何気ない日常やいつもの暮らしの大切さを痛感しました。

アンネフランクの家の対岸を望む

アンネフランクの家の対岸を望む

さあ、いよいよ明日からIBC EXHIBITONが始まります!いくつかすでに発表されている新プロダクトも実機を触って掘り下げますよ!Rock oN Staff 総力戦でお送りする予定ですので是非ご期待ください!

 

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