遊星からの物体X???この物体の正体は!?補聴器界のグローバルブランドPHONAKは、ブロードキャスト向けプロダクト、超小型ワイヤレス・インイヤーレシーバー「invisity」が出展!
invisity
音響・映像機器のひしめく会場内で、とりわけ異彩を放っていたのがスイスの補聴器メーカーPHONAKのブース。1947年創業、世界100カ国以上に事業展開を行う補聴器界のグローバルブランドとなる同社は、ブロードキャスト向けのプロダクトとして超小型ワイヤレス・インイヤーレシーバー「invisity」を展開していました。
放送機器展IBCへの出展という事もあり、医療器具メーカーというイメージを払拭するファッショナブルなデザインを特別に展開。もちろん、IBCで展示されているということで、このコンパクトなイヤーモニターは、音楽の現場や放送の現場で使用する事が大前提となっています。Rock oN 店頭でもステージ用のイヤーモニターのご相談をよく頂きますが、このコンパクトかつワイヤレスによる利便性は大注目です。
ロングレンジでトランスミッターから受信するレシーバー、およびインイヤーレシーバー。
写真からも分かる通りの超小型サイズでなんと重量たったの1.5g。そのフィット感あふれるデザインと相まって演者にとってストレスフリーなモニター環境を実現。別途となるトランスミッターは150-220MHzの帯域を使用し、通信にあたってのプリセットは20種類を用意。日本での使用は難しいところですが、ワイヤレスソリューションとしては非常に整ったパッケージになっています。
インイヤーレシーバーには、これまた超小型なバッテリーを内蔵。2〜3日は稼働することが可能とのことで、サイズと機能性を両立させています。
このinvisityは放送機器のみならず、大会議場の音声システムから騒音の激しい工事現場まで多種多様なフィールドで活躍しています。現状はブロードキャスト向けに整えられた200Hz-4.5kHzkをフォーカスした周波数特性のため音楽モニタリングの使用は現実的ではありませんが、SR向けへの製品展開も今後ぜひ期待したいところです!
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