Rock oN Company ショー・レポート!IBC 2012 / PLASA 2012

Lawo

ヨーロッパでの人気の高い放送用のコンソールメーカー「Lawo」は、今回の展示でRavennaを中心にフューチャー。このOpenなAudio-over-IP技術はヨーロッパで広がりを見せているようです。



MC2-56
LawoのMCシリーズ最小となるこのコンソール。非常にコンパクトなサーフェスの中に必要な機能が集中して配置されています。サーフェスはコンパクトですが、エンジンは、Lawo HDを採用し最大 512 の DSP チャンネル、144 のサミング・バス、そして最大 8,192 クロスポイントというルーティング容量を持ちます。展示のシステムは、コンパクトでフライトケースでの持ち運びもできるくらいのサイズですが、最大64faderまでの拡張が可能なシステムともなっています。


LawoはRavennaの導入を積極的に考えています。今後、自社の製品同士を結ぶ音声ネットワークとしてRavennaを積極的に採用してゆくとのこと、各スタジオ間、フロアと調整質間をRavennaで結ぶことで、運用の柔軟性が一気に高まります。

IP-Baseということで、ルーティングの自由度も一気に高まります。また、RavennaはOPENな規格(しかも無償で使用が可能だそうです)となっているので、他のメーカーとの連携もはかれる非常に優れたシステム。Genelec、Neumann、Schopesなどが規格への参加を表明しており、今後の広がりに期待の持てるシステムです。

Dante、AVB、CobraNet、REAC等規格が乱立してきていますが、Ravennaに関しての情報も今後お伝えしていきますので、ご期待下さい!!

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