NAMM 2013 Rock oN Show Report
※文中誤表記修正:マルチユニットサポートはThunderboltとFirewire800両方の接続が必要となります。ThunerboltはAudio&Prosessingの共有、Firewire接続はシンクの役割を果たします。(また追加情報として、新作プラグインソフトウェアは有償での提供となります。詳しく間もなく公開のUniversal Audio(2)レポートにて!)
昨年apolloの発表でNAMMの話題を独り占めしたUniversal Audioブース。今年は完全なるThunderboltソリューションをテーマに、熟成の域を感じさせる待望のアップデート&新プラグインが発表。apolloを核に据えたシステムの紹介やエンジニアによるUADプラグインMixデモなど、UAブースの盛り上がりはプロダクトの勢いそのままといった印象です。
●Win&Mac 64bit OSに対応! さらにマルチユニットカスケードも遂にサポート!!
Windows環境対応はもちろん、64bit環境の正式サポートはapolloユーザーが待ちに待ったアップデートと言えるでしょう。OSの制約を受ける事無く思う存分サードパーティ64bitプラグインの使用が可能となるため、apollo導入を見送っていた方にも重要なアップデートとなります。
そして極めつけはマルチユニットカスケード接続のサポート。FirewireでもThunderboltでもカスケードが可能な上、8chのマイクプリを含むアナログ16in/16out、デジタル12in/12out仕様で中規模システムの中核としても存分に働いてくれます。
では早速Universal Audio COMMUNICATIONS MANAGERのAmanda氏によるapolloソリューションと最新プラグインの紹介をご覧下さい!
動画の話にも出たダブルプロセッシングの恩恵はもちろん、その操作面ではユーザーからのオファーを受けたMixerマージモードやProToolsに最適化されたデザインを次回のアップデートにて新搭載。常にユーザーの声とともにあるのもUniversal Audioの特徴ですね。※右写真はSONNET ECHO EXPRESSで動作するUADカード。最小モデルのEcho Express SEでも動作します。
●apolloオーナーは2重の喜び! Softubeアンプに加えAPI500シリーズEQコレクションが次回ソフトウェアアップデートで登場!
UADプラグインの中でも唯一死角と言えたのがギター周りでしょう。元々UAD自体がエンジニアよりと言われていたところに、念願のリアルタイムUADプロセッシングを可能にしたapolloが登場。ミュージシャンにとってもUADプロセスが重要な選択肢となり得る環境が出来た訳ですから、Softubeの登場は必然と言えるかもしれません。もちろんお好みでLexiconのリバーブを加えたり、APIで味付けしたりなんて、ギタリストが『俺もいつかは』と憧れるプロセッシング環境をapollo1台で実践出来てしまう訳ですから良い時代になったものです。
しかも今なら3月31日までの期間限定で『Lexicon 224 Digital Reverb』『Neve 88RS Channel Strip』Quadなら『Studer A800 Tape Recorder』が手に入るというミュージシャンの欲望を見透かしたようなキャンペーンを実施中ですので御検討の方はお早めに。
そしてNAMM3Day Reportでは昨年もご登場いただいたお馴染みICHI氏を交えてのROCK ON AWARD授賞式も予定しています。追加情報も飛び出すかもしれませんので、どうぞご期待下さい!!
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オーディオインターフェースは、接続規格も含めて変革期ですから、
ニュースはこれからの動向を知る上でも、ありがたいですね。
またThunderbolt非搭載の我がiMacが時代遅れになっていく・・・(T_T)