みなさんこんにちは!!実に2003年以来11年ぶりのNAMM SHOW参加となりますROCK ON PROの岡田です。
2014年は2月にソチ冬季オリンピック、6月にFIFAワールドカップブラジル大会開催とスポーツ界的にはかなりの盛り上がりが予想される年となります。
停滞していた世界経済の成長率も2014年にはその半分を占める米国、中国2国の伸び率を中心に5年分に加速すると言われています。まぁ、何をお話したいかと言うと2014年は明るさの増した年になるのではないか?と思っている訳です(笑)。
翻って音楽業界はどうでしょうか?パッケージ販売量の減少がここ日本では議論の中心になりますが、英国に拠点を置くIFPI(国際レコード産業連盟)による2012年の世界音楽売上では1999年以来13年ぶりにプラスに転じたとのことです(国別売上げ順位では米国が1位、日本は2位)。日本以外の国ではやはりダウンロード販売の増加が目立って伸びていますので、前述の世界経済の動向と連動しているような感を受けています。こちらも2014年からは更に明るい雰囲気に向かっていくのでは?とお話したい訳です(笑)。
NAMMのオフィシャル・サイトでは開催当日までのカウントダウンが行われているのですが、1ヶ月を切ったカウントを確認した時、かなりドキドキ感が増したことは事実です。
それは上手くレポート出来るか否かから始まりどんな新製品や新たな人々との出会いまで様々な事柄が原因としてあるのですが、一言で言えば、NAMM 2014に参加できて嬉しいって事になりますかね。とにかく一所懸命レポートさせて頂きますので、皆さん今少し開催までお待ち下さいませ!!みなさん、こんにちは。そして、初めまして!NAMM SHOW初参戦のROCK ON PRO赤尾です。
実は、会社に入社して3ヶ月程度でまさかNAMMに参加出来るとは思っていなかったので、未だにこれは夢ではないか?と毎日感じてしまう今日この頃です。
2014年は、いよいよMacProか出荷開始されるという事で、各社DAWのインターフェイスがどのようなかたちで展開してくるのが楽しみなところです。
8K映像に匹敵するべく、MADIなどの多チャンネル・ハイレゾシステムの進化も気になるところですし、依然として盛り上がり始めているネットワークオーディオも、多チャンネル化という観点でも大変気になります。個人的には、Thunderbolt vs ネットワークオーディオとして勝手に対決させております(笑)。他にも、プラグインメーカー各社の新製品も気になりますね。2013年では各メーカーが年末に続々とAAX 64bit対応させたこともありますので、
個人としてもProToolsユーザーとして、メーカーの声をしっかりと聞いて、さらにリクエストもしっかり伝えたいと思います!また、こういった展示会に出展者以外での参加は8年ぶりなので、今から楽しみでなりません。しかも、海外の展示会は初参加ですので、正直なところ不安もありますが、それに勝る勢いで期待でいっぱいです。会場の盛り上がりと、私のテンションの上がりっぷりを皆さんにお伝え出来るように一生懸命レポートしてきたいと思います! 開催までもうすぐです。皆様、いましばらくお待ちくださいませ。
1869年(明治2年)、国法である鎖国から解放された会津藩の若者達は万里の波涛を超えてカリフォルニア地域に移民として渡航しました。これが米国本土への日本からの最初の移民となります。(ハワイへの移民は1830年頃から既に開始されていました。)およそ150年もの昔から日本と米国には人の架け橋が存在していたことは驚嘆に値します。そして21世紀の現在ロサンゼルスのあるカリフォルニア州にはおよそ45万人の日系人が存在しているそうです。(余談ながらハワイはおよそ20万人)
さてそのロスアンゼルス。音楽の街であることは言うまでもありません。ブルース、サーフィン、ヒッピー、ウェスト・コースト、パンク、LAメタル、テックスメックス、レゲエ、ラップ等様々なジャンルの音楽を排出して来た事は周知の事実でしょう。その音楽のミクスチャー加減は様々な人種が織りなす有機的な化学反応の結果と言えるでしょう。(ただ残念ながら日本人がこの音楽の歴史の中で文化的寄与を行った事実を見いだす事は難しいです。)ただその混ざり具合の激しさ故、例えばニューオリンズならジャズ、ナッシュビルならカントリー、メンフィスならブルースとロックと言った冠がロサンゼルスには無いと思われますが、いかがでしょうか。 私的にはロスアンゼルスの音楽と言えば、学生時代最も良く聞いたGuns N' Rosesなのですが、こちら早初期のメンバーであるTracy Guns以外ロスアンゼルス出身では無いんですよね。Slashに至ってはロンドン出身ですし。。。と言うかロスアンゼルス出身の生粋のミュージシャンってほとんどいないんですよね。これwikiってみると分かりますが、有名どころだとIce CubeとかDavid Crosbyくらいしか見つける事ができません。まぁ、言えば東京みたいなもので地方から人々が集まってきてこのロスアンゼルスで何かが始まるみたいな感じなのでしょう。いや、一人最もロサンゼルスらしい(?)ミュージシャンがいました。Ry Cooderです。ロック、ブルース、R&B、カントリー、ゴスペル、ジャズ等全てのジャンルを包括した彼の音楽こそがロスアンゼルスに最も相応しいかもしれません。まぁ、彼の場合Buena Vista Social Clubやヴェンダースとの一連の映画音楽制作、喜納昌吉作品への参加等ロサンゼルスの枠に捕われない活動ではありますが。しかしながらそれすらもロスアンゼルスらしいのかもしれません。そんなRy Cooderのロサンゼルスならではの香りを感じさせるアルバムが1976年発表の<チキン・スキン・ミュージック>です。収録曲自体も形而上的にロサンゼルスを感じさせる選曲になっており、特に偉大なるフォーク・シンガーLead Bellyで有名なGoodnight, Ireneの演奏は白眉としかいいようが無いくらいに、カリフォルニア州の文化を感じさせる作品となっています。まだもし未聴の方でもしロサンゼルス近辺に来られる方は一度聞いてみるのも良いかもしれません。