AVID Connect 最終日はFeature Keynoteが行われました。今日の登壇はMorgan Spurlock氏とGuy Kawasaki氏。とてもおもしろい内容で、会場の笑いを誘いながらの進行。
司会はこちらのACA VICE CHAIRのAndreas Bereczky氏。AVIDユーザーの中でも中心的存在の一人。ドイツ訛りの放送局に所属する紳士な方が、語り口調からも感じられます。
一人目のSpeakerはMorgan Spurlock氏。彼は脚本家、監督、プロデューサーと様々な肩書きを持つクリエイター。自身の番組を題材に、参加者へキーワードを発信します。彼の作品はかなりアイディア勝負の過激なものも含まれているため、その内容は割愛しますが彼のKeynoteをずらりと並べてみたいと思います。とても意味深なセンテンスが並びますよ!
『そいつにひどい仕打ちをするな。 もしくはエンタメ業界でのリスクの取り方、そしてそれでも雇われ続けること』
『いい機会と気づくんだ!』
『ここに、超クレイジーな機会がある』
『転換期であっても前にい続けろ』
『クレイジーなアイディアに投資するな。人々に投資せよ』
『一度に全部をやろうとするな』
『あなたの創造性を推進するものはマネーではない』
『自分で処理しうる最大のリスクをとれ』
『アイディアに固執して機会を失うことなかれ
まさに、標語とも言うべき内容。ジョークも大胆に織り交ぜながら、実体験とリンクしてこれらの言葉が語られました。
その中で面白かったのがこのスライド。この5点が売れる番組の条件!!
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次に登壇したのが、日系人のGuy Kawasaki氏。エバンジェリストという日本では馴染みの無い肩書きですが、訳すと伝道者ということになります。
彼は、Apple創業時のメンバーの一人。この写真の矢印のところに写っているのが彼だということ。Appleを非常に愛しているようで、Appleの事例、Macintoshをかなり引き合いに出して話をしていたのが印象的。Appleユーザー率の高いクリエイター市場だからこそ許される暴言とも思われる発言もちらほら(笑)
項目ごとに、成功の秘訣を段階を追っていくというストーリー。先ずがこちら
最初は意味を見つけるということ。これはストレートな表現ですね。次が、、、、
「マントラを作る」ということ。この例として提示された次のスライドが絶品!!
先ずは、読んでみてください。あなたはこのWendy’sが何かわかりますか?あのハンバーガーチェーンのWendy’sなんです。これがWendy’sのMission StateだというのがMantra。
…と話が異次元にワープした後で、わかりやすくまとめてくれました。意味の先にある精神的なポリシーがそれにあたるということがわかりますね。これを作らないと何事も成功は無いと。
彼のプレゼンからもう一つ印象的だったスライドを紹介すると
こちらのスライド。創りだすものはユニークでバリューのあるものでなければならないということ。ユニークでもバリューのないものは、ただの馬鹿げたものだし、ユニークでないバリューは札束で十分、ユニークでもバリューもないものは犬の餌だと、、、、アタリマエのことですが、ロジカルな説明からは成功者ならではの自信とアタリマエのことを再認識することの大切さを感じました。
そして、3日間に渡るAVID connectの閉幕はAVID marketingのTOP2名により行われました。前夜祭から、熱気に包まれたGeneral Session、Educational Session、Party、そしてFeature Keynoteと濃く多くの内容の充実した内容。来年の開催も決定したということでNAB参加の際には、参加を検討して貰いたいイベントです。まだ、今年が2年目ということを感じさせない充実の内容でした!!
Writer Y.Maeda
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