NAMM2015から怒涛の盛り上がりが続くKORGブースは今回も大盛況!品切れ続出のARP ODYSSEYや新しい真空管「Nutube」などが注目を集めています!
株式会社コルグと株式会社ノリタケカンパニーリミテドの共同開発により生まれた新しい真空管「Nutube」。KORG製品と真空管は切っても切れない縁で、真空管を搭載したTRITON ExtreamやELECTRIBE・MX/SX、そしてSV-1などジャズバーから大音量のクラブのフロアまでユニークで暖かみのある真空管サウンドでシーンをリードしてきました。蓄積されたノウハウとさらなる技術革新への情熱が株式会社ノリタケカンパニーリミテドの技術と結びつき、「Nutube」が誕生。
Nutubeは従来の真空管と同じく、アノード・グリッド・フィラメントの構造を持ち、完全な3極真空管として動作し、また従来の真空管と同様、真空管特有の豊かな倍音を生み出します。ノリタケカンパニーリミテドのグループ会社であるノリタケ伊勢電子(株)の蛍光表示管の技術を応用することにより、その構造を工夫し、従来の蛍光表示管に比べ、大幅な省電力化、小型化、品質向上に成功しました。
Nutubeの主な特徴
大幅な省電力化を実現
・小さな形状にすることにより、大幅な省電力化に成功し、従来真空管の2%以下の電力で動作するため、電池動作も容易
小型
・容積比で従来の真空管に対し30%以下
高信頼度、長寿命
・日本製、連続期待寿命 30,000時間
基板への直接マウント可能
・小型で発熱量が少ないため、ソケットなしで高密度基板への直接マウントも容易。信頼性が高く、基板直接取り付けでも安心
ARP ODYSSEY(REV3)
そしてあまりの人気に品切れ状態が続くARP ODYSSEYシリーズ。弊社でもマリモレコーズ代表の江夏氏にレビューしてもらったりと大プッシュ中。モジュラーシンセのような自在なモジュレーションが創造性を掻き立てます。USB端子を備えながらもMIDIでのコントロールやトータルリコールはできず、そのため音との一期一会を大切にし、一つ一つの音作りに真剣に向き合えるアナログシンセです!
どんどんラインナップが拡充されるKORG iOS Apps
KORGのAppといえば、iMS-20やiPolysix for iPadが大人気ですが、私のイチオシはSyncKontrol for monotribeです!
iPhoneのステレオ・ヘッドホン・ミニジャックからmonotribeのSync inにシンク信号を送ることで、monotribeのテンポ設定機能を拡張。テンポの設定は、ダイヤルを回して数値により入力する「テンポの数値設定」、叩いたビートからテンポを計算する「タップ・テンポ機能」の2タイプが可能。さらにビートにグルーブ感を与える「スウィング設定」を備え、シーケンサーを備える他の電子楽器と一緒に使う際に便利!アナログ機器とiOSの融合はこれからもどんどん進み、本当にアナログもデジタルも境目がなくなっていくでしょう!楽しみですね!
Writer:ACID渋谷
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