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NAB 2015 / musikmesse 2015

Musikmesse 2015 Day 2:Native Instruments

ついに情報解禁!DJのためのマルチトラックフォーマット『STEMS』、サードパーティーをNIコントローラーで自在に操る『NKS』など、アーティストやサードパーティーをも巻き込む新規格!12万円相当のインストゥルメントがKOMPLETE KONTROL と MASCHINEに付いてくる!?

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Musikmesse 2015会場のMesse Frankfurtから車で15分ほど東に行ったところにあるSaasfee Pavillionで開かれたNative InstrumentsのPRODUCT SHOWCASE。Musikmesse 2015開催前からリーク情報が飛び交い様々な憶測を生んでいましたが、ついにその事実がベールを脱ぎました!

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新製品!人気音源を集結したKOMPLETE SELECT!

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突如発表された『KOMPLETE SELECT』は、KOMPLETE 10の中から特に人気の音源を集めたパッケージ。日本円だと約12万円分くらいのソフトを抜粋した新たなパッケージ。MASSIVEをはじめ人気のインストゥルメンツがずらりです。

収録内容:MASSIVE, MONARK, REAKTOR PRISM, RETRO MACHINES, THE GENTLEMAN, VINTAGE ORGANS, SCARBEE MARK I, WEST AFRICA, DRUMLAB, SOLID BUS COMP

KOMPLETE SELECTはこれ単品で販売されません。どういうことかと言うと…。なんと!

KOMPLETE SELECTはKOMPLETE KONTROL SシリーズとMASCHINE 2ソフトウェアシリーズ(Mikroは含まれない可能性高)を購入してユーザー登録することでライセンスが無償提供されるということです!すでに製品登録済みのこれらユーザーにも無償提供されるという大盤振る舞い!さらにさらに、KOMPLETE SELECTはKOMPLETE 10 / 10 ULTIMATE へのクロスグレードの対象製品になります。

これによってKOMPLETE KONTROL SとMASCHINEシリーズのValueが爆発的にUPすることになります。KOMPLETE SELECTを使い倒して、気に入ったらKOMPLETE 10 / 10 ULTIMATEへお安くクロスグレード。素晴らしすぎます!5月のリリースが待ちきれない!

STEMSを公式発表

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3月末にマイアミで開かれたダンスミュージック文化の祭典WMCで公開はされていたものの、非公式発表にとどまっていた新フォーマットSTEMSをNI社が公式発表しました!

STEMSは拡張子.mp4に5つのステレオトラックを格納したマルチトラックオーディオファイルフォーマット。NI社はDJやダンスミュージック制作者に向けて開発したということです。

STEMSは、うち1つは通常の2ミックス。残り4つが制作者が任意でアサインした各楽器のマルチトラックを一つにしたものになります。


1. ドラムセット一式
2. ベース
3. ボーカル
4 その他上もの.
5. 2mix

このようになります。、TRAKTOR DJ上でこの4つのマルチパートを置き、リアルタイムで抜き差しや個別のエフェクトプレイをすることができます。

STEMS化された音楽データは、まずはネット配信で販売/配布されていきます。上の画像もう一度ごらんください。MODESELKTOR率いるMONKEY TOWN RECORDSを始めとする人気レーベルや、beatport JUNO downloadなどメジャー配信サイトがSTEMSのパートナーシップに名乗りをあげています。

そしてNI社は今年中にSTEMSふぁいるを作成するためのコンバートソフトウェアを世界中に配布予定だそうです。私たちも自分の曲でSTEMSを作り、それを世界中でシェアしたり、ステージで演奏する日が近づいてきています。

STEMSはオープンフォーマットとして広く配布されます。NI製品に限らず、サードパーティーからもSTEM対応のハードウェアやソフトウェアが出てくることに期待しているとのこと。

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STEMSファイルの演奏に特化したTRAKTOR KONTROL D2が先に発売されたばかりですが、今後対応する製品は増えていくとのこと。TRAKTOR KONTROL のフラッグシップ S8も左右にSTEMSを操るための4本のフェーダーを装備していますね。

KOMPLETE KONTROL v1.1

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これまでKOMPLETE 専用のコントローラーだったKOMPLETE KONTROL Sシリーズのソフトウェアがv1.1にバージョンアップ!

V1.1ではKOMPLETE KONTROLのSmart Play機能による、MIDIシーケンスのルーティング/録音機能、MIDIのアウトボードへの送信機能等が装備されます。 ほかにも、向上したプリセット管理システムによってKOMPLETE KONTROLソフトウェアから素早くユーザープリセットを保存、リコールすることもできるようになります。

そして新しいTouch Control機能によりキーボード上で直接操作を行える項目も充実さを増し、コンピューター画面を見る事なくインストゥルメントをコントロール可能。よりリアルな楽器操作に没頭することができます。

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Native Kontrol Standardでサードパーティーとの強く結びつく!

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サードパーティーのための新規格Native Kontrol Standardが発表されました。

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Native Kontrol Standard 略してNKSは、サードパーティのための新しいコントロール規格。これによりこれまでKOMPLETE のみの専用コントローラーだったKOMPLETE KONTROLがVSTに対応します!

この規格に準拠したVST音源を作れば、KOMPLETE KONTROL S上で自動的にマッピングが行われ、面倒なパラメータの設定も不要になります。「まるでハードウェアシンセのようにKOMPETEの音源を使える」と人気のKOMPLETE KONTROL Sですが、今度は「VST音源もまるでハードウェア音源のように自在に使える」となるわけです。

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みなさんもご存知のあの超有名ソフト音源メーカーもVSTのNKS対応を表明。こちらもSTEMS同様サードパーティーを巻き込みながらに浸透していく気配です。

また気になるNKS対応ハードウェアは先にお伝えしているKOMPLETE KONTROL Sに加えてMASCHINE、そしてTRAKTOR KONTROLシリーズ(一部例外製品もあります)。音源を手足のように操り表現を手助けするコントローラーはいま様々な製品がリリースされていますが、このNKSの発表によりその勢力図が大きく変わりそうな予感がします!


音楽制作機材はもちろん有形/無形に限らず、あらゆる価値を生むために切磋琢磨する世界中の企業。これまで顧客満足のために技術を高めノウハウを蓄積してしてきましたが、いまそれは競い合いから結びつきの時代に入っていると言えます。その結びつきは「コラボレーション」という形でよく目にしています。ローマ・クラブ著「成長の限界」が発刊されてから40年以上経ちますが、いまようやく企業や経済が「成長」から「成熟」することにシフトを始めているのかもしれません。

この度のSTEMSとNKSの発表は、NI社がサードパーティーやアーティストとより連携を深め、これまでに無かった新しい製品や表現を登場させるきっかけになるはず。多種多様な現代音楽の一つの新しい潮流の最先端を、私たちは目撃しているのだ、と感じました。

Writer IT富田

Native Instruments

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