昨日の衝撃的な発表『HD Native Thunderbolt』に熱い視線が注がれるAVIDブース! 映像関連商品が中心の会場内でも一際高い注目を集めていました!!
昨日の衝撃的な発表に注目の集まるAVIDブース! 放送機器展らしく、映像関連商品が中心の中でもひときわ高い注目を集めていたのはやはり『HD Native Thunderbolt』でした!
従来のHD Native PCIeを機能を削ることなくThundrbolt I/Fとして成立させた注目製品。発表は先行していたUA ApolloのThunderboltオプションより実際のリリースも早くなりそうです。まずはAvidマーケティングマネージャーTony Carridi氏による解説を早速ご覧下さい!!
実際の商品は、驚くほどコンパクト。モバイル性能の高さを感じます。このサイズならば、Laptop用のバックに軽々収まってしまうのではないでしょうか?小さなボックス1台で、最大4台のHDインターフェースが使用でき、最大64chのIN/OUTが可能。オーケストラの録音にも耐えるキャパシティーです!もちろん業務で必要となるSYNC HDとの接続も確保され、隙の無いシステムに仕上がっています。最大64chの録音が可能ということで、Live会場での収録にも高いパフォーマンスを発揮すること間違いないでしょう。HD MADIと他のブースに展示されていたThunderbolt HDDでと、可能性の広がりを感じます。ちなみに、Venueとの連携に関しても問題ないとのコメントも!
惜しまれながら生産完了になってしまった003 Family。そのレンジを埋めるべく登場したHD Nativeでしたが、MacProが必要であっったりとモバイル性能に難があったり、価格帯が上昇してしまったという問題を抱えていました。もちろん、製品のクオリティーはHDXレベルまで引き上げられたり、ソフトウェア的にもHDのライセンスが提供されたりといった、メリットの部分もありました。そして、今回登場のHD Native Thuderboltは、今までのユーザーからの要望を踏まえてどの様なシステムにもHDXクオリティーをもたらす、計り知れないメリットを秘めています。
自宅スタジオなどへの導入の際には、iMac / MacBook Pro / Mac Miniでの使用が可能となります。コンパクトで、コストパフォーマンスに優れたPro Tools HDシステムが構築可能。音質もHDXシリーズと全く同じ物を利用することになるので完全業務レベルといっていいでしょう。
注目のHD Native Thunderbolt、ムービーでも説明のあったようにI/Oとのバンドルだけでなく00xユーザー用のアップグレードなども用意されています。Rock oN Companyでも昨日より予約を開始致しましたので是非こちらもご覧下さい!!
映像の方も、精力的に展開が行われています。NABでのMAM(Media Asset Manegiment)ツールInterplay Sphereを軸にファイルベースでのワークフローの効率化、元々秘めている利便性を高めるための提案が多く発表されています。
Media Composerもマイナーバージョンアップ。6.5のリリースが発表となっています。対応ファールフォーマットが拡張され、ユーザーからの要望の多かったAS-02 / JPEG2000への対応、そして、AMAファイルのソースメディアへの書き出し、HDCAM SR対応、ReLinkのメタデータ参照などユーザビリティの向上が図られています。
Interplayの基幹ストレージとなるISISの展示も。最新のにアラインサーバーISIS 2000も展示されていました。
もう一方で、バックパネルに「NEWS」「SPORTS」とあるように、報道関係へのアピールも積極的に行われ、リニア編集、InterplayでのMAMと一連のワークフローが展開されていました。
AVIDコンソールラインナップそろい踏み!!System-5 / System-5 MC / D-Control ESと圧巻の展示にユーザーの熱い視線が送られ、スタッフと熱く話し込む姿が印象的でした。やはりEU圏でもPro ToolsユーザーのAVID / Euphonix製品に対しての注目度が高いことが伺えます。
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また一歩、時代が変わったような気がします。こうなると個人レベルのホームスタジオのさらなる充実、需要が益々上がるのでしょうか?