Rock oN Company ショー・レポート!IBC 2012 / PLASA 2012

Roland

192kHz対応の8+2=10chスタンドアローンレコーダーにミキサー機能とオーディオインターフェースが融合した『R-88』が新登場!!


今国内市場でもINTEGRA-7をはじめ新製品が相次ぐRolandブース!  現地IBCではさらなる新製品、業務用スタンドアローンレコーダー『R-88』が発表されました!! ハンディをはじめ豊富なラインナップのRシリーズフラッグシップモデルだけに会場でも熱い視線が送られていました!!

R-88はRシリーズのフラッグシップモデルであるだけでなく、多様化する現代のワークフローとニーズに対応する様々な機能(レコーダー/ミキサー/オーディオインターフェース)を統合!

まず単体レコーダー&ミキサー部分ですが24bit/96kHzでも8ch入力+2ミックス(ステレオ)の計10チャンネルに対応! サンプリングレートも16/24bit、44.1kHz〜192kHzまで自在に選択が可能です。

192kHzでの使用時のみ4ch録音となりますがSDHCカード32GBまで対応していますので録音容量は十二分。各チャンネルにレベル&センスの2連ボリューム、PAN、3バンドEQを搭載、入出力段にもリミッターを搭載しており、レコーダー&ミキサーとしての基礎体力は十分と言った印象。(※SDに録音した音源はUSBメモリーにバックアップする事も可能、気が利いてます!)

各8チャンネルはファンタムも当然対応しています、これによりサラウンド収録やドラム録音など様々な収録用途が想定出来ますね。デジタルミキサー内蔵によりミキシング可能な上、収録と同時に2ミックスを作成する事も可能です。スピーディな編集が求められる場面でもR-88は1台で対応してくれます。

独立出力が可能な8ch XLRの出力端子でも内部ミキサーでミキシングした音声出力が可能。さらにステレオミニ端子でのミックス音声出力も備えており、デジタル一眼レフカメラ等への音声出力にも最適ですね。

そして160×160ドットの大型のタッチパネルディスプレイを搭載することにより、ダイレクトに機能へアクセス出来る直感的な操作性も現場仕様として魅力的ですね。ボタンを押してダイヤル回して、という従来の操作性とはスピード感が全く異なります。

さらに10in/8out対応のUSBオーディオインターフェースとしてもR-88は機能します。収録現場でそのままDAWへレコーディングというシームレスな録音を実現するだけでなく、R-88  1台で外録レコーダーとスタジオのオーディオインターフェースという2役をこなせるためコストパフォーマンスも極めて高くなりました!  (もちろんUSBでつなぐだけで従来のように単純にデータ転送をする事も可能です。)

最後にRoland R-88、もちろん電池駆動致します。単三電池8本ですがバッテリーパック毎取り外す事が可能になり、現場での使い回しも向上しています。現代の多様な収録環境にフィットする頼れる1台として注目したい製品です!

Rock oNでは2DayレポートにてRoland R-88開発者インタビューを敢行致しました!! 早速こちらの動画をご覧下さい 

1Dayではお伝えしきれなかった細かい機能面のポイントなどを2Dayレポートにてお届け中!

2Dayレポートはコチラをクリック!!

 

そして国内でも新製品リリースが相次ぐRoland、注目のINTEGRA-7をはじめとした新製品発表会の模様もレポート中です、是非こちらもご覧下さい!!

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  1. R-88、日本での販売価格はいくらにくらいになるのでしょうか?

    まっきー @ 2012年9月8日 1:09 PM

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