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2013年10月14日 キャンペーン, ,

M20dのファームウェアアップデートによりフェーダービューを搭載!より使い勝手が良く、最強のデジタルミキサーに!


Line 6 の先進的な「スマート・ミキシング・システム」M20d。ステージ上を再現した画面で今までにないコンセプトが非常に新しかったのですが、長きに渡って音楽制作に関わっているユーザーからは「新しすぎてちょっと使いにくいかも。。。」という声があったのも事実。音質、スペック、機能性はデジタルミキサーとして非常に秀逸なモデルなのでこの点で導入に二の足を踏んでいた方にも朗報です!

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v1,2のアップデートにより、トラディショナルなフェーダー表示が可能になったデジタルミキサーM20d

v1.2によって新しく追加された新フェーダー・ビューは、バーチャル・フェーダーを使い、従来のミキシング同様の感覚でインプットやグループ、FXリターン、モニター・アウトなどのミックスも可能。「モニターで自分の音をもっと大きくしてください」というときにも、フェーダーを使ってモニター・センドのミックスを変える事が出来ます。さらにシンガーがボーカルにリバーブやディレイをかけてほしいというときも、マスター・エフェクトをモニターへセンドする事によって、臨機応変にデジタル・コンソールならではの臨機応変に設定が簡単に、かつ分かりやすく実現しています。

さらにフェーダー・ビューはStageScape M20dのディスプレイとStageScape Remote iPadアプリの両方で利用できます。ステージ・ビューとフェーダー・ビューを組み合わせれば、両者の優れた部分を活用することもできます。例えばStageScape M20dをステージ・ビュー、iPadをフェーダー・ビューにすると、ステージ上のアイコンをタッチすることでフェーダーのバンク切替が可能。他のデジタル・コンソール以上に素早く、かつ分かりやすい作業環境が実現します。

Rock oN ハンズオンレビューによるM20dを紹介!

◎M20について

斬新なコンセプトで大きな話題となっていながら、M20dのことをあまりよく理解できていない方も多いと思います。M20dは「音楽と共存するMIXERをめざし、直感や間隔を表現につなげる、スマートユーザーインターフェース(従来MIX操作からの離脱)」というコンセプトを持つ、20 in /6 outのデジタルミキシングコンソールです。

タッチスクリーンによるビジュアル・ミキシングや、エンジニアリングの知識がないミュージシャンでもすぐに使用できるイージーオペレーションなど、これまでのライブPAにおけるワークフローを覆す、Line 6からの新提案が詰め込まれています。そしてその可能性はミュージシャンやエントリーユーザーに限らず、プロフェッショナルにこそ使ってほしいポテンシャルを秘めています!

◎まずは触ってみよう!

実際に触れてみたところ、最初は慣れない画面で「どこをどう触ればいいんだ?」と戸惑いましたが、構造が分かってくれば非常に簡単だということが分かってきました。

まず、M20d本体のMic Inにケーブルを挿せば、自動的にマイクが認識されます。Phone端子に挿せばライン入力と認識。プリセットとして男性ヴォーカル、女性ボーカル、ベース、ギター、シンセ etc…と選べ、すぐにチャンネルストリップの基本設定が出来上がります。この時、オートトリムにより自動的に最適なレベルを設定してくれるのも嬉しい仕様ですね。

続いて「Tweakモード」で音色、設定を変えていきます。通常ではここで「Quick Tweak」という画面でX-Y表示のパネルを操作しブーミーに、またはスナッピーなサウンドにといった変更ができるのですが、隣にある「Deep Tweak」画面に入ればより深い階層に入ることができ、お馴染みのゲート、EQ、コンプ、ディエッサーなどを細かく設定可能。リアルタイムに入力信号を帯域別にグラフィカル表示。その上でパラメーターを可変させることができます。このように、誰でも手軽に扱えるイージーオペレーションを実現した上で、実はプロも求める深い設定まで可能な事がこのM20dの特徴ですね。

実用的な機能として、ハウリングを避けるための「フィードバックサプレッション」が全てのマイクインプットに搭載されています。個人的には過大入力による音の歪みを防ぐ「トリムトラッキング機能」が秀逸だと思いました。これは過大入力が起こった際にM20dが自動でトリムを下げ、その分ミックス側でレベルを上げることでトータル・バランスが変わらないようにするすばらしい機能です。これなら現場のクリティカルな状況でも安心して乗り越えることができるはずです!

ミュージシャンの要望をきいているとついつい複雑になりがちなモニターの返しもM20dなら楽チンです。ステージの立ち位置が再現されたグラフィック画面で、音を返したい入力を選ぶだけで、ルーティングに悩むことはありません。(モニターは最大4台までセットアップ可能です)

◎独自の革新的な機能

まだまだM20dには独自の革新的な機能を満載しています。各チャンネル最大20秒のレコーディングを行うことができる「クイック・キャプチャー機能」は、EQなどのパラメーターの設定のためにわざわざミュージシャンに演奏を繰り返してもらう事が無くなります。ストレス無くリハーサルを行う上で、非常に重要な機能と言えます。

そしてこのM20d自体がマルチトラック・レコーダー、そしてオーディオインターフェイスになるという事実にも驚きです!ASIO/Core Audioに対応し、24bit/48kHzで高解像度のライヴレコーディングが可能です。録音メディアはSDカードでも、USBハードディスクでも使用可能です。

Wi-Fiを利用したiPadからのコントロールは、従来不可能だった客席やステージ上で音を聞きながら、ワイヤレスでリアルタイムにパラメーターを変えることを可能にしました。これで確実にセッティングを追い込めます。またミュージシャンが自分でモニターのバランスを変えることもできるので、より納得のいくモニタリング環境を作ることができますね。もちろんこれも実際にやってみました。

iPad上のパラメーターを動かすと、大きなレイテンシーもなくM20dのパラメーターがスススッと動きます。これは非常にスムーズですね。ただiPadとM20dの両方を一斉に動かすと、さすがに動きが鈍くなります。ただしこの時も音切れなどは起きなかったのでここは安心できるでしょう。

この他、M20dは機能的なアドバンテージだけでなく、32bit floatingプロセッシングやDSPパワーによるエフェクト群等、実際のサウンド・クオリティにも妥協はありません。特にDSPパワーは強力で、全てのチャンネルにほとんどのプロセッサーを使ったとしても、音が止まったり、ノイズを発生させるといったことはありません。

さらにL6 Link(Line 6独自の機器同士を結ぶネットワーク技術)を活用すれば、M20d側で同社のパワード・スピーカー、Stage SourceシリーズのDSPをコントロールできます。

L6 Linkはこの他にも、メインアウト、モニターアウト合計6系統を一本のケーブルで送れ、M20d側でStage SourceのグラフィックEQやPANなどを設定することも可能です。

単体ミキサーとしてのM20dが魅力的なのはもちろんですが、L6 LinkでつながるStageSourceスピーカーとのソリューションとして導入することにより、M20dを核とし、それぞれに搭載されたDSPをフルに活かしたネットワークPAシステムを構築することができます。

◎価格をも凌駕する、充実した機能とプロ仕様のスペック

● 20 IN(Mic/Line In x12, Line In x4, Aux In x2, Streaming In x2)(オートセンシング機能搭載)
● 6 OUT(Monitor Out x4, Main Out x2)
● 全てのマイク入力にマルチバンド・フィードバック・サプレッション搭載
● Line 6 Linkマルチチャンネル・デジタル・ネットワーキング(Line 6のスピーカーシステム・マネージメントを可能に)
● 複数台のiPadでのリモート・コントロール
● タッチスクリーン・ビジュアル・ミキシング
● 24bit/48kHzでのマルチチャンネル・レコーディング(オーディオインターフェイスとしてMac/PCもしくはSDカード及び外付けUSBハードディスク)
● 内部メモリーへのクイック・キャプチャー・レコーディング(サウンドチェックのためにミュージシャンが延々と演奏を続ける必要がありません)
● 内部32bit floatingによるオーディオ・プロセッシング(これはPro Tools HDXで実装されましたね!)
● 強力なDSPパワーによる各チャンネル独立のエフェクト・プロセッシング(コンプレッサー、マルチ・コンプ、パラメトリックEQ、ダイナミックEQ、ゲート、ディレイ、リミッター、リバーブ等)
● I/Oセットアップ、シーン、チャンネル・プロセッシング・プリセットを制限無く作成可能

いかがでしょうか。ざっと見ただけでもこれだけの機能なら実は安いのではないか、と言えてしまう充実度です!

◎M20dが変えていくもの

M20dを実際に操作して、「今までにない革新的なスタイルのミキシングコンソール」というその言葉の意味を深く理解したこの度のハンズオン・レビュー。

今後はこれでしかできない新しい使い方をするユーザーも出てくることでしょうし、ファームウェアのアップデートによる新機能の搭載など期待もできます。我々は今、ライヴ・サウンドの流れが変わる瞬間に立ち会っているのかもしれない、と心から思いました。

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