昨年のiPhoneに続き、iPadをベースにした新製品展開が目立った今年のAKAI / ALESISブース。コンパクトスタジオStudio Dockに注目!
AKAI/ALESIS/NUMARKに加え新ブランドALTOを加えたNAMM入り口近くの大型ブース。昨年はAKAI発表のiPhone搭載型MIDIキーボード(現SYNTHSTATION)が注目を集めましたが今回の主役はiPad ! 各ブランドがiPad関連製品を一挙に公開!
前日から話題となっていたiPad版SYNTHSTATION。MPKタイプのフルストローク49鍵盤と専用アプリケーションを用意したという事で高い期待をしていたのですが、今回はiPadモックを使った展示のみで実際に演奏することは出来ませんでした。
しかしiPadによるGUIの進化を活かし、TOP写真のようにマルチレーンでの音源やエフェクト処理が可能になるとのこと。発売は6月以降とまだまだ先ですがトランスポートコントローラーやAKAI自慢のPAD、MIDI鍵盤を備えた万能シンセサイザーとしてスタジオからステージまで今後多彩に活躍するシーンが見られそうです!
コンパクトVUメーターが特徴のAKAI製オーディオインターフェースEIE。基本的な操作端子をほぼフロントパネルに集約する男らしい設計はAKAIならでは。こちらも肝心のサウンドを聴く事こそ出来ませんでしたがヘッドフォンモニターチャンネルの切替やmono/stereo切替スイッチなども備えておりフロントの操作性はなかなかのもの。背面には3基のUSBハブを搭載しており、STEINBERG KEYやiLOKといったUSB機器の仕様にも最適です。背面USB端子にはBitレートの切替がありますが、こちらは現在開発中とのことで標準24bitのみに仕様変更となる可能性が高いとのこと。本体カラーリングもブラックからシルバーに変更してリリース予定とのことですが、AKAIならではのコストパフォーマンスで驚かせてくれるに違い有りません。価格は未定ですがこちらも6月頃の発売を予定。
その他モニターをはじめ日本で発売されていないAKAIブランドの製品はいくつかあるのですが、AKAI製コンパクトエフェクターはさすがに初めて見ました。
歪み系から空間系まで多彩なラインナップを誇るアナログエフェクト。こちらも展示のみでは有りますが国内での登場が楽しみな製品です。
iPadはもちろんiOSアプリケーションの可能性はそのままに、各種I/F機能を付加する事で超コンパクトスタジオを構築する事を目的としたStudioDock。
ファンタム電源供給可能なマイクプリアンプ、Hi_z対応Line Input、ダイレクトモニタースイッチにVideo Outまで搭載しており、DAWタイプのアプリケーションであればスタジオに、楽器アプリであればLIVEの中核にと様々な場面で応用が可能です。
特に側面にはMIDIインターフェースも備えているため先述のAKAI SYNTHSTATION49的にMIDIキーボードとの併用ももちろん可能です!
ともすれば複雑に捉えられがちなオーディオインターフェースやMIDI機器といった制作の基本システムのイメージを変え、音楽制作がより広く受け入れられるきっかけになるかもしれないと思わせてくれる、STUDIO DOCKはそんな製品です。
低価格DJコントローラーiDJ LiveにiPadアプリ同梱版モデルが登場。PC版同様明快なインターフェースでクロスフェーダーやジョグのレスポンスも上々で今後ますますDJをはじめていくユーザー層が増えていくのではないかと思わせてくれます。
さらにPCコントローラーのフラッグシップモデル「NS6」を試験展示。
コントローラーの操作のみ可能でしたが大型のジョグやVESTAX ITCHに最適化された仕様はVCI-300mkⅡなどの強力なライバルになりそうですね。昨年からNumarkの積極的な製品開発姿勢は凄まじいものがあります。
スタイリッシュなアルミ製MIDIキーボードから小型~大型コンソールなど多彩なラインナップでの国内取り扱いが予定されている新ブランド「ALTO」。販売価格などは現在調整中とのことですが市場に新たな波を起こす製品になるとの言葉も。2011年期待の新ブランドですね。
Winter NAMM Showは、数ある音楽機材のイベントの中でも、世界中のデベロッパーから新製品、新技術が発表される世界最大規模の祭典です。現地のレポート・スタッフ他、このサイトをご覧いただいている皆さんが楽しめるようなコメントをお待ちしております!
問題:昨今のオーディオI/O新製品ラッシュの波にAKAIもしっかり乗ってきました!プロトタイプとはいえど「EIE」の無骨なルックスはマッチョで男らしいですね。AKAIを支持する多くのヒップホップファンにはたまらないこの気迫!さて、このEIEと同じく、メカニカルでマッチョ、そして男らしいサイボーグが活躍する映画「ターミネーター」シリーズ1~3までの主役を務めた元ハリウッドスターといえば?
クイズのご応募は2011年1月末をもって終了いたしました。たくさんのご応募ありがとうございました!
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ALTOのキーボードはAnalog Factory付属のキーボードに似てますね。