KP3の弟分にして明快なインターフェースの最新作KAOSS PAD QUAD、そして大幅な進化を果たしたnanoSERIES2が新登場!!
既にNAMM開催前からHP上でKRONOSの名前が話題をさらっていましたが、それを踏まえても一際大きな人だかりを作っていたKORGブース。蓋を明けてみればKAOSS PAD専用特設ステージには昨年のNAMM登場のKAOSSILATOR PROの隣に見慣れない黒きKAOSS PAD最新モデルが!! 終止人だかりの耐えない特設ステージから今回はなんとKORG開発担当の坂巻氏が直々にデモンストレーションを見せてくれました! まずは氏ならではの華麗なるデモンストレーションをご覧下さい。
●KP3よりシンプルかつ直感的にビートレイヤーしていくスピード感
KP3より種類こそ少ないものの明快な4エフェクトグループ × 5ボタンにより1295通りのエフェクトを再現。左から主にLOOPER/歪み系/Filter/空間系という4グループから好きなエフェクトをボタン一つでレイヤーしていけるため、よりユーザーフレンドリーな仕様になったと言えます。ほぼマニュアル要らず!
4色のタッチパッドLEDイルミネーションもビートシンクしており、楽曲のスピード感を視覚的にも感じながら多彩なビートエフェクトを自在にレイヤーしていく感覚は今までのKAOSSシリーズには無い魅力と言えますね!
●これぞKAOSSシリーズの独壇場! 最新LOOPER FXを使いこなせ !
LOOPER機能によるサウンドレイヤーと言えばKAOSSシリーズが持つ定番エフェクト。KP3定番のGrain Shifterに加え、新たにループフレーズの早送りや逆再生、さらにはスクラッチといったタイムエフェクトにも指一本でアクセス出来てしまいます。特にスクラッチはターンテーブルを回すような指の動きにも追従してきますよ。効果的に使えるFREEZボタンもグループ毎に用意されており、より複雑なレイヤー効果も狙えます。
まだ価格こそ未定ですが2月中のリリースを予定しているとのこと。KAOSSシリーズユーザーはもちろん、さらに高くなった視認性とシンプルな操作性はDJパフォーマンスの定番機種となること間違い無し。
●もはや汎用低価格コントローラーではない! 驚異的なパワーアップを果たした最新nanoSERIES2は今後パーソナルスタジオのマストアイテムに!
コンパクトコントローラーの元祖nanoシリーズ3機種が発売されて以来、AKAIやiCON、といった各メーカーから付加機能を持った製品が現在まで数多くリリースされていますが今回のnanoSERIES2はその機能比較をするより別格と言ってしまった方が良いでしょう。RockoN的に注目度No.1はnanoKONTROL2。
旧製品ではMIDIプログラムのカスタマイズが精一杯でしたがnanoKONTROL2では、各DAW用のプリセットという形でMackieControl及びHUIプロトコルでの動作をサポート。SONARやDP、LOGIC、CUBASE、LIVE、ProToolsはもちろん汎用DAWほぼすべてでの使用が可能となりました。
加えて従来製品はMIDI信号が一方通行だったためDAW側でのsoloやmuteというボタン操作に筐体が反応しませんでしたが、今回からは双方向性へと進化。汎用DAWコントローラーとしての基本性能は大きく向上しています。
●多彩なスケールでのノート出力が可能なnanoPAD2と堅牢かつタッチが大幅に向上したnanoKEY2
コンパクトコントローラーにおける新たな試みと言えるのがnanoPAD2。PADコントローラーを使う際にビートを打つ以外の使い方を模索した結果、各PADにアサインした多彩なスケールからタッチパッドを使ってノート出力するという斬新な発送を実現。左手でノート出力しながら右手でビートを叩くというスタイルはPADコントローラーの新たなスタンダードとなるかもしれませんね。ユーザー作成のスケールも1つですが記憶させる事ができますよ。お気づきの通りPAD数も18個へと拡大されています、
さらにnanoKEY2は指摘されていたピッチベンドとモジュレーションをボタンスタイルで搭載。さらにサスティンボタンも新搭載され表現力は大きく向上。特に旧モデルの課題だった堅牢性とタッチセンスの大幅改善がすばらしく、Editerソフトウェア上はでベロシティカーブまでも設定する事が出来るようになっています。
3機種ともにデザイン的にもよりスタイリッシュに生まれ変わった最新nanoSERIES2、注目の価格がなんと旧nanoSERIESとほぼ変わらない価格で1月中のリリースを予定しているとの事! この仕様でその価格は衝撃でしょう。年始からKORGの勢いは止まりません!
●KORG iPadアプリユーザー注目! AppleカメラコネクションキットでのUSB接続によるnanoSERIES2とKORGアプリの動作をKORGが正式サポート。
最後にiPadアプリユーザーに伝えておきたい嬉しい情報をひとつ。これまで非サポートとなっていたカメラコネクションキットでのMS-20などをはじめとしたKORGアプリケーションの動作をnanoSERIES2接続に限りKORG自らがサポートを表明。
バスパワーでの電源供給等で汎用コントローラーでの動作には問題が指摘されていましたが、今回のnanoSERIES2登場に伴い正式にサポートを表明。これからKORGアプリユーザーはnanoSERIES2とカメラコネクションキット必携ですね。1月発売のnanoSERIES2、そして2月発売予定のKAOSSPAD QUADとヒット間違い無しのラインナップ。今年はKORGから目が離せません!
Winter NAMM Showは、数ある音楽機材のイベントの中でも、世界中のデベロッパーから新製品、新技術が発表される世界最大規模の祭典です。現地のレポート・スタッフ他、このサイトをご覧いただいている皆さんが楽しめるようなコメントをお待ちしております!
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コルグ、今回は分かりやすい機材やね。小さいコントローラーシリーズのデザインがめっちゃかっこいいです。
nanoKEY2のタッチ感が非常に気になる。あと値段も。