Rock oN Company ショー・レポート！IBC 2012 / PLASA 2012

GB Labs

SMB/CIFS接続という利便性の高さと、クライアントを選ばない運用の柔軟性の高さが魅力のSPACEが注目を集めるGB Labsブース!!

今一番元気のあるサーバーメーカといってもいいのではないでしょうか？イギリスのGB labs。SMB/CIFS接続という利便性の高さと、クライアントを選ばない運用の柔軟性の高さからROCK ON PROイチオシのサーバーとなっています。ヨーロッパでも高い評価を得ていることがブースからも伺うことができます。積極的にSPACEのラインナップ拡張をご紹介！！！

 

SPACEシリーズに新たに加わったLTOシリーズ。こちらの展示はデスクトップタイプのmini SPACE LTO。単純にLTOに書き込んでゆくのではなくバッファリング用に2TBの容量を持つRAIDシステムを備えているのが特徴。この高速なRAIDを利用しLTOを補助的に利用。過去のデータから順次LTOに書き込むことで、アーカイビングに柔軟性をもたせます。

SPACEのもう一つのLTOストレージがこちら、ラックマウントタイプのSPACE LTO。
こちらは、LTO４台をRAIDセットにしたモンスターマシン。GB labsの技術によりテープベースながらも140MB/sの速度を可能としています。これにより、バックアップメディア、ニアライン用途にLTOを使用することが可能となっています。
このモデルは、ロンドン五輪でも使われたのだと誇らしげにお話をされていたのが印象的でした。高い信頼性がその言葉からにじみます。

展示は、デスクトップタイプのコンパクトな商品が中心。今後の2k,4kでの作業に対してSPACEをローカルに使用して欲しいというメッセージが伺えます。ラックマウントタイプの16driveモデルはBoxとしての実行速度が1550MB/s。4Kの非圧縮データを取り扱うことの出来るスピードを持ちます。

SPACEの魅力は、クライアントドライバーといったソフトが一切ないこと。これにより、クライアントのOS、アプリケーションのバージョンに依存することがありません。SMBで接続された普通のネットワークドライブとして認識されるのです。言ってしまえば、家電量販店で販売されているようなNASに出来ることを、高速に複数のクライアントに対して行うことが出来るのです。様々な制約のない、ユーザーフレンドリーなサーバーなのです。

接続性のよさ、メンテナンス性能、速度、どれをとっても隙のないSPACE。中小規模の現場にマッチしたストレージソリューションとなってゆくことでしょう。