IBCでも広大なブースを展開したBlackMagic Designからは新製品が多数登場!! Cinema Cameraにも新しいバリエーションが追加!
ヨーロッパでも高い注目のBlackMagic Design。どこの展示会でも高い注目を集めているのが印象的。IBCでも数多くの新製品がリリースされ、広大なブース内でも当然のように至る所に人だかりが出来ていました! 今勢いを最も感じさせられるメーカーではないでしょうか?
ユーザーの注目の中心は、やはりNABで発表となったCinema Camera。2.5Kの解像度を持つこのコンパクトなカメラは、価格もさることながら、画質面でも高い評価を得ています。本体内部の記録媒体にはSSDを利用し、13-Stops / 12bit-非圧縮の高い画質での保存が可能です。
早速Cinema Cameraにも新しいバリエーションが追加されていました!!従来のNikon-F MountとCanon EOS MountにMicro Four-Thirds Mountが追加。元々のイメージセンサーサイズの小さいMFTのレンズは、広角(ワイド)側に豊富なバリエーションを持ちます。また、レンズ自体もLaica / Olympusといった、規格に参入している多くのメーカのものが利用できるのも楽しみの一つといえるでしょう。
Cinema Cameraについて詳しくは今年4月のNABレポートをご覧下さい!!
カラーグレーディングの定番ソフトであるDaVinchiの最新バージョン「9」が発表されていました。基本はそのままに、様々な機能がブラッシュアップされている模様。一緒に展示されているControl SurfaceはTangent Devicesから年末発売予定の『element』
この展示も低コストにDaVinchiを使いこなす上での一つの提案。AVID Artist Colorにも対応しているので、この様な組み合わせも現実的。編集室にプラス1台用意しても、重くならないシステムだと思います。
そして、インターフェース関連は、4K対応製品のリリースラッシュ!!PCIeカードのDecklink 4K Extream / Thuderbolt接続のUltraStudio 4K が登場。しかも両者ともに$1,295。これらの製品の価格を見ると、4kの世界がすぐそこまできていることを実感しますね。カメラと、編集機、両者が揃ったこのタイミング。次世代のスタートが切られているということでしょう。数日前まで、ベルリンで行われていた家電の展示会IFA 2012ではメーカー各社が基礎って4K対応のテレビを発表していました。送受信、パッケージという部分は課題が残りますが、DCPといった技術利用すれば互換性高く、家庭でも4Kの映像を楽しむことが出来るのではないでしょうか。
今回も多数の新製品をリリースしたBlackmagic Design。次世代を見据えた製品を高いコストパフォーマンスで素早くリリースする同社に注目が集まるのはもはや必然と言えます。今後も注目のブランドですね。
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赤いボールのカラコレ用Control Surfaceはこれですね。
http://www.tangentdevices.co.uk/products_element.asp
リンクありがとうございます! 早速記事内に反映させていただきます!