オールドモジュールのリプロダクションを得意とするBAE。このAES2012では、VPR互換の1073モジュールが登場!なんとノブのサイズを縮めずに2スロット分を使用することで、1073の5個全てのノブとスイッチをそのままパネルに搭載することに成功しました!!
テーブルには、どうだ!!とばかりに内部が解るようにトップパネルを開けたモジュールが並んでいます。工作精度に自身がなければ、この手の機器の内部は、見せられないでしょう。パーツ含め絶対的な自信があるからこその展示ですね。
その隣にはトランスがケースに収められています。こちらもBAEがサウンドを決定づけるキーデバイスとして、トランスの重要性を知っているということを物語っています。
AESの会場でも話題の電話ボックス。本物を改造してラックタワーにしたのか、わざわざこのために作ったのは不明ですが、かなりのインパクトがあります!横を通りすぎる誰もが指さしてゆくのが印象的。
この電話ボックス型ラックには、BAEプロダクトがぎっしりと収められています。前述の1073D(VPRモジュール)もありますね!
この中で紹介しておきたいのが、下のAPIのリプロ312の上にある、5Uの縦に1073系のモジュールが収まっているボックス。これは「8ch rack」と呼ばれる商品で、NEVEオリジナルの1073/1084との互換性を持つ筐体です。
これとそっくりな「8CM」はミキサー内蔵となっており、一番右のノブによりサミングが行える優れもの。
レコーディングの際にはダイレクトアウトを使い、ミックスの時にはサミングとして使うという1台2役をこなせるモデルもあります。
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