APOGEE QuartetやMOTU Track16など、デスクトップで気軽に使えるUSBオーディオI/Fが続々とリリースされていますが、Focusriteもそのトレンドをキャッチした新製品のForteをリリース!往年のラージコンソールForteの名を冠した製品ですが、現代のサンフランシスコではその姿をコンパクトにまとめての登場です!
入出力は24bit/192kHzの2 in/4 out 仕様となり、インプットには実績あるFocusriteのマイクプリが2系統。他社の平置型コンパクトI/Fと比べて特徴的なのは、本体にTRSバランス出力を2系統備えていることで、レコーディングを行わない場面ではブレークアウトケーブルを持ち歩かずに済んでしまうこと。
機動力がポイントとなるプロダクトだけに、よく考えられた仕様になっています。また出力だけしか必要としないオーディオスニング用途にも最適ですね。
実機を触ってみて分かるのがDAWコントロールの簡便さ。中央のダイヤルはプッシュスイッチになっており、この機能でDAWのトランスケートが行えます。
この模様はFocusriteのProduct Specialist、Raul Resendiz Jr.氏の解説ムービーでご確認ください!
これと同じく先日発表されたiTrack soloは、iPadと接続した状態でデモ展示。元々Apple 認定の “Made for iPad” 機器としてiPadの接続を想定した設計ですが、もちろん通常のオーディオI/Fとしても使用できます。
マイクプリを1ch分装備し、出来る限りツマミを排除したかのようなシンプルなインターフェイス。その中でDirect Monitorのスイッチが用意されていることから考えると、初心者であったとしてもスムーズな録音ができるようにデザインされていることが伺えます。
また、発表以来リリースが待ち望まれていたRED NETも1,2,3,4は年明け1月に登場というコメントをいただきました!
Pro Tools HDXシステムとのブリッジとなるRED NET5は3月予定になるそうですよ!Etherオーディオの各プロダクトが次々と発表される中、DANTEもいよいよ本格始動の様子、期待大です!
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