ROCKでマッチョな雰囲気のNAMM 2014 Telefunken ブース。いつもどおりといえばそうなのですが…。
今回はコンデンサーのイメージの強いTelefunkenの中で存在感を示していたダイナミックマイクに新製品がありました。
DD5 Drum Microphone Set
NAMM 2014 Telefunken ブースに入って真っ正面に展示していたのがこちら。スポンジによる緩衝剤が詰まったケースには「Dynamic Drum Pack」と記載されていますが、カタログ名は「DD5 Drum Microphone Set」という新製品(と入ってもAESでもご紹介しましたね)。
上部のM82はスイッチひとつでKickに最適な特性へキャラクターが変化。耐圧も高く、今までのスタンダードにも負けないサウンドが手に入ると自信満々に説明してもらいました。
そして手前側がM81-SHと呼ばれるモデル。従来のミッドにキャラクターをもたせたM81のショートボディーバージョンとのことで、タム等楽器収録に使いやすいサイズになっています。写真にはありませんが、コンデンサーマイクのキャラクターに似せたハンドヘルドマイクM80のショートボディーバージョンM80-SHもリリースされています。こちらは、Hi-Hatなどにも良さそうですね。やはりダイナミックマイクということで耐久性という点からも安心感がありますよね。
こちらのセットは
DD5 Drum Microphone Set
1x M82 with M782 mount
1x M80-SHB with M784 (metal) and M785 (plastic) mount
3x M81-SH with M784 (metal) and M785 (plastic) mount
これに5mのケーブルが5本付くセットとなります。
さらにシリーズものとして「DD4 Drum Microphone Set」も存在します。こちらは
DD4 Drum Microphone Set
1x M82 with M782 mount
1x M80-SHB with M784 (metal) and M785 (plastic) mount
2x M81-SH with M784 (metal) and M785 (plastic) mount
に5mのケーブル4本のセット。
どちらのセットでもお好みで選べます。
M82-Broadcast Package
続いてNAMM 2014 Telefunken ブースに展示されていたのは、M82-Broadcast Package。マイク自体は前述のM82と同じものなのですが、Mid-Lowに重心を持ってきているので、パンチの有るVoiceが残せるということ。今までもEV RE-20等KickにマッチするマイクがVocal用だったということを考えれば合点が行きますよね。写真のM786と呼ばれるスタンドと、M700 Elastic Shock Mount、XLRのケーブルがセットに成ったパッケージだということです。
こちらは、昨年の「third technical excellence and creativity award at 28th Annual TEC Awards — Winter NAMM 2013」が誇らしげに飾ってありました。これは、M81が受賞したもの。コンデンサーマイクが対抗馬となる中でダイナミックマイクでこの賞を取ったということが、Telefunkenの技術力を物語っているとは思いませんか?