なんといってもその外見にまずは圧倒されます!この黒い壁面に見えるのが実はトラックの荷台を改造した、移動式展示スペース。なんともアメリカンなサイズではないでしょうか?
その手前に展示されていたのがAKGのマイクとヘッドフォン。ワイヤレス・システムにも力を入れているAKGですが、今回は、新作のマイクをフューチャー!
こちらはD12VR。Kick Drum用に最適化された、耐高音圧を備え、ブーミーになり過ぎないサウンドが特徴とのこと。更に、Phontom +48VのON/OFFでサウンドキャラクターが変化。OFFの場合には、そのままのピュアなサウンドを提供。ONにするとアクティブ・フィルター回路が働き、クイックなレスポンスを実現した低域用のサウンドが得られます。
AKGの最新ヘッドフォン”TIESTO”シリーズが実機展示。K67,K167,K267の3モデル。DJ TIESTOの名を冠したパフォーマンス用のプロフェッショナル・ヘッドフォン。
こちらには、JBL LSRシリーズが、POPとして展示。日本では、一番コンパクトなLSR 2325しか目にすることはないのですが、実は、もっと大きなサイズの4300と6300があるのです。DSP制御で高度に補正の着いたサウンドは設置場所を選ばない優れた設置性を誇ります。
新作の山に衝撃を受けつつ、車の中へ。そこはまるで別世界。STUDERのVISTAシリーズがずらりです。車の中とは思えないラグジュアリーな空間が広がっていました。
そしてその向こうにあったのは、新作Soundcraft Si Performerシリーズ。Si CompactとSi+シリーズの間を埋めるプロダクトに位置します。
24FaderのSi Performer 2と32FaderのSi Performer 3の2機種が登場。それぞれ、フェーダーの本数分のMic Preを持ち、内部処理は40bit Floatの高解像度設計。Lexiconのエフェクトも搭載し、Soundcraftの高音質設計の生きた一つ上のクラスのコンパクトミキサーです。
オペレーションにも配慮がなされ、ワンボタン1機能のシンプルな構成となっています。フェーダーが色分けされて光ることにより、高い視認性を持ち、拡張性も2bayのExpandable slotを持ちます。
このスロットにはMADI,Ethernet等のスロットを装着可能です。
もちろんSi Compactの展示もありました。ラックマウント可能なこのサイズは、Si Compact 1だけです。一つ上のサウンドクオリティーをSRに求めるのであれば、Sound Craftという選択肢もありなのではないでしょうか?
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