AESでは珍しくVideo関連製品の展示を行なっているSound Devices。IBCでの664の発表が記憶に新しいですが、ここアメリカでもENG用のレコーダーとして、788、744といった機種は高い人気があるとのこと。やはりこの堅牢さと信頼性、そしてコンパクトさという他には代えられない優れた機能をユーザーに提供しているということを改めて感じます。
そして、こちらが新しいPIX260i。従来のPIX240iをラックマウント化したものと捉えていただいて問題ありません。
機能をおさらいすると、Cameraで撮影した信号をHD-SDIもしくはHDMIで受け、ProResもしくはDNxHDで保存出来るという商品です。これを利用すれば、撮影直後から、データ変換なしにNLEが可能となります。最大4台のSATA ストレージの利用が可能で、RIAD-1(ミラーリング)設定も可能。
もちろんTC、Refの入力も可能で、Proの現場で必要とされる要件を十分に満たします。筐体サイズに余裕が出たためにAudioに関してもAnalog 8ch + Deigital 8chのIN/OUTを装備。9-PINとGPIOによるリモートも可能な多機能ぶりです。同様の機能を持つ機器が多数登場していますが、Audio Recorderで培った高い信頼性という面では、Sound Devicesが一歩先を行っているのではないでしょうか?
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