SENNHEISERの向かいに、グループ企業となるNEUMANNもブースを構えていました。リラックスした雰囲気の中、デモンストレーションされていたのは日本ではまだ未発売のKH310Aを使ったサラウンドシステム。
国内ではKH120がリリースされ、その広いスイートスポットによるリスニング環境への対応力で、ニアフィールドモニターの一角を占めている状況ですが、KH310はさらに上位となるモデルとなります。
ウーファー150W・ミッド70W・ツイーター70Wという出力で、34Hz~21kHzまでをドライブする、サイズ以上のパワフルなユニット。国内発売が待たれるKH810サブウーファーと合わせれば18Hzからの再現が可能となります。また、ウーファーのリブ部分の加工によって放射定常波を軽減し正確なモニタリングに寄与しています。
事実、展示会場はどこへ行っても試聴に不利な環境で、拡散した音場になりがちですが、KH310は低域からミッドレンジに掛けてそんな環境をもろともしない締まったイメージです。我々の前に試聴していた来場者もかなりの時間を掛けてリスニングしており(ちょっと)待ちましたが、ポイントに座ってみてそれも納得のサウンドでした!
また、デジタルマイクD-01も展示!マイク内でA/Dされた音声はAES42規格で出力。130db以上のダイナミックレンジを誇る同社デジタルマイクシリーズのフラッグシップです!
NEUMANNならではの伝統だけではなく、そのノウハウが活かされた新技術を次々に展開している様は、イノベーションのダイナミズムを感じます。歴史あるメーカーの挑戦はまだまだ続くようです!
現地のレポート・スタッフ他、このサイトをご覧いただいている皆さんが楽しめるようなコメントをお待ちしております! (スタッフへの励ましのお言葉もお待ちしています!)