Rock oN Company 2012 NAMM ショー・レポート!

BKE(Beat Kangz Electronics)

MPC RENAISSANCEを先取りしていた!?超大物Hip Hop / R&Bプロデューサー、Dallas Austin監修のビートメイク・マシンを発見!


会場をぶらぶらと歩き回っていると、ふと見慣れないサンプラーらしきものを発見。しかも他のブースと違ってやたらとB-BOYな人だかりができており見るとバナーに大きく「BEAT THANG BY DALLAS AUSTIN」の文字が。Dallas AustinってあのTLCやMonicaのプロデューサーの?と思うとやはり本人の本人の横顔が大きくフィーチャーされておりました。

筐体はなにやらゲーム機のようなおもちゃっぽさもありますがPADは往年の名サンプラー、ENSONIQ ASR-Xを彷彿とさせるホームベース型。うーん気になる、ということで話しを聞いてみるとメーカーはBKE(Beat Kangz Electronics)という名で製品名が「BEAT THANG」いわゆるスタンドアローンで動作するハードウェア・サンプラー/シーケンサーであり、BTV PROという名の専用ソフトと連動して使用もできる、MPC RENAISSANCEのような製品でありました!というよりこちらは既に発売されているのである意味先取りですね!ソフトウェアもスタンドアローンとしてもVSTプラグインとしても動作し、もちろん本体無しでソフトのみでの制作も可能とのこと。

売りとしては電池駆動で3,4時間持つのでモバイル制作が可能、3,000以上のオリジナル・サウンド・ライブラリー及びDallas Austin本人が使用している1,000以上のサウンドが収録されているそう。こういうのはファンにはたまりませんよね。正直筐体は安っぽいですが、本体側面にピッチベンドとモジュレーション用のホイールがついているところなんかなかなかユニークな作りです。

ただやはり使用可能なトラック数は16トラックと少ないのでやはりガジェットの域は出ないかもしれません。Hip HopやR&Bのトラックを作るには決して足りなくもないのでその利便性を考えるとエントリーモデルとしては最適化もしれません。

半年前からアメリカのBEST BUYで独占販売をしているのですが今後は世界的に流通を始めるとのことです。現在価格は$1,499とのこと。まだ日本での代理店も決まっていないそう。是非日本でも発売して欲しいですね!

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