アナログ・ミキサーの雄MACKIEからなんと16chデジタルミキサーが登場!しかもiPad2でのみコントロールという前代未聞のフューチャリスティックな仕様!
MACKIEのブースは専用の大きな部屋を貸し切り、高いトラスを組み薄暗い照明を使いあたかもライヴハウスの中にいるような錯覚を起こさせます。その規模の大きさは本国での人気の高さが伺い知れるところです。そのアナログ・ミキサーの雄、MACKIEからはなんと16chデジタルミキサー、DL1608が登場!からMACKIEからデジミキが出るだけでも驚きなのにこれがただのデジタルミキサーではないのです!画像をご覧頂けば分かる通り、コントロール部は全てiPad2を装着して使用するようになっているという前代未聞の仕様!詳しい内容を早速動画でご確認ください!
このiPad2は当然のように取り外しができ、ワイヤレスでリモートコントロールできてしまいます。なのでライヴのリハ中にミキサーから離れた場所でミックスバランスのチェックをしながらフェーダーを上げ下げすることが容易にできます。
内部には強力なDSPが内蔵されており、入力段には4バンドEQ、ゲート、コンプレッサー、出力段には31バンド・グラフィックEQ、コンプレッサー、リミッターを搭載。それらをすべてiPad2上のきれいなグラフィックを自由に操作可能。
本体側のスペックはまずマイクプリが16ch全て信頼のONYXマイクプリ。クリアで高いヘッドルームを持つこのマイクプリは価格以上の性能を発揮してくれることは既に実証済み。AD/DAは24bit/48kHz。
iPad2の利点はさらにマスター2chをiPadにレコーディングできる点です(この場合は24bit/44.1kHz)。気になる価格は約$1250。発売はアメリカで6月頃の予定。まだこの製品自体発売していないのに気が早い話ですが、ONYXiシリーズのようにオーディオインターフェイス化する予定は無いのか、またiPad2ではなくPC側からコントロールできるようにはならないのか、などと質問をぶつけてみました。すると段階では予定はないが常に拡張していくために開発は続けて行く、とのことですがまずは発売を楽しみに待ちましょう!
現地のレポート・スタッフ他、このサイトをご覧いただいている皆さんが楽しめるようなコメントをお待ちしております! (スタッフへの励ましのお言葉もお待ちしています!)