Rock oN Company 2012 NAMM ショー・レポート!

NAMM総集編(総合) ULTIMATE SUPPORT/ SHURE / Orchestral Tools / VOVOX / Allen & Heath / ZOMO / JOECO / SLATE DIGITALEなど

その他のNAMM新製品を一挙ご紹介!! 見逃していたメーカーがきっとありますよ! 是非ご覧下さい!


まだまだありますよ! 総集編で一挙ご紹介!
● ULTIMATE SUPPORT


代表的スタンドメーカーのULTIMATE SUPPORTからは今年のNAMMを象徴するような堅牢iPadスタンドが登場! その他にも定番のスピーカースタンド後継機種も登場していました。

モニタースタンドはデザイン、質感ともに前回の三角形天板スタイルから大幅に進化。角度の調整も可能なようで実用性は高そうです。

 

●SHURE


先日国内でも発表されたオープンバックヘッドフォンSRH1840シリーズなどを展示していたSHUREブース。その他にもワイヤレスマイクロフォンの電池残量等がソフトウェア上でリアルタイムに把握出来るAxient system なども注目を集めていました!
また、ブース内にてマット・エングストローム氏&マイケル・ジョーンズ氏と再開! 注目のSRH1840は国内2月1日の発売予定ということですので皆さんお楽しみに!!


● Orchestral Tools


「Orchestral String Runs」「Symphonic Sphere」といったオーケストラ音源をリリースしているOrchestral Tools。Kontakt Playerベース、特に様々な演奏方法を再現出来るアーティキュレーションにこだわって作られたオリジナル・ライブラリーが売り。サウンドは派手さをおさえたオケ馴染みの良い印象でPC上での動作も軽量だとのこと。価格も$399と比較的お手頃。


●VOVOX


Braunerのマイクに標準で付属されることでも知られるスイスのケーブルメーカー、VOVOX。Focalの3Wayモニター、SM9を使用して某社汎用ケーブル、同社linkシリーズ、sonorusシリーズの3種比較試聴を行っていました。ノンシールドの解像度、空気感の違いはもう明らか。恐るべしVOVOX。


● Allen & Heath

SRコンソール大手のAllen & Heathはタッチパネルディスプレイのライヴ・コンソールGLD80が新登場。視認性、操作性もスムーズで、MADIなど各種デジタル伝送システム用の拡張ボードも充実のラインナップ。価格は$9,000でブレイクアウトボックスは$1,000~2,000とのこと。


●ZOMO


ZOMOというDJコントローラー系のメーカーではTraktor対応の4デッキMIDIコントローラー兼オーディオインターフェイス、MC-1000を展示。Pioneer製品に限らず他社製DJミキサーに取り付けることでアナログミキサーがオーディオI/Fとコントローラー搭載型DJミキサーに早変わり! これは有りそうでなかったいいアイデアですね!$399で発売中。

●JOECO


PCを介さずに24Bit/96kHzでレコーディングできる24トラック・MTR、JOECOのBlackBox Recorder。MADIなど豊富な各種接続システムにオプション対応出来るのも魅力ですよね。今回はiPadによる外部コントロール・アプリも登場! スタンドアローンレコーダーで今最も注目を集める製品です!


●SLATE DIGITAL/slate pro audio

SLATE DIGITALEからはKONTAKTベースのドラム音源Steaven Slate DrumsのVer4、そしてVirtual Tape Machine(VTM)が発表。slate pro audioからは独自のDSPモニタリングシステム「SIREN D3」が発表!

また会場ではSteven Slate自身により、ハービーハンコックのグラミー賞アルバムを手がけたマスタリングエンジニアHowir Weinberg氏へのインタビュー等様々なイベントが行われており、ブース付近は終止人だかりが出来ていました!

●feeltune

オールインワン・グルーヴボックス、RhizomeはSXEとLEの2機種を展示。Rhizone SXEは以前もご紹介したことがるのでご存知の方もいるかと思いますがWindows7 PCを内蔵したシーケンサー/サンプラー/コントローラー/オーディオインターフェイス。価格は$3,000。一方のRhizone LEはPCを持たず、MacもしくはWindows PCに接続してコントローラーとして使用。ただサンプラー、シーケンサーはSXEと同じソフトウェアを使用できるので実質こちらでいいかも。価格は半分の$1,500。

●ISO ACOUSTICS

ISO ACOUSTICSは角度の調整が可能なスピーカースタンドを発表。ISO・L8R155は3inchと8inchの2種類があり、バーの高さを変えることで角度を調整することができます。デスクの上にちょうど良い高さで自宅で使うのにも非常に役立ちそうです。価格は1本$120。

●Mamba Mix

ステージ用のモニター・ミックス・システムメーカーであるMamba Mix。ミックス状態をWifiを介して複数のiPadでコントロールができるシステムを展示。各ユニットは拡張も可能でお値段$20,000〜$28,000。

●AURAL SONIC
昨年のInter Beeで衝撃的なデビューを果たした音場改善吸音材、AURAL SONIC。たった4センチほどの厚みで見事に音を吸収、拡散してくれるので小さな部屋でも高域が反響せず、充実した密度の濃い低域を聴くことができます。興味深いのは音を吸収する過程で遅延させるため、あたかも大きな部屋で音を聴いているような状態にすることができようです。これは非常に画期的な製品で。今後の展開は要チェックです!

 
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