無限の創造性、自由度を極めればパッチシンセに行き着くのは自然の摂理!モジュラーシンセの雄、Make Noiseブースはケーブルひしめく危険な香り!!
「世の中には自分の知らない世界がある。」初めてモジュラーシンセの実物を目にした時に感じた言葉でした。それから早、○○年、今ではすっかり接続マニアとなってしまった私が向かったのはやはりマニアックな地下コーナー。
地下の一角から早速流れてくるテクノでミニマルなサウンドに惹かれると、やはりありました、アメリカ大御所シンセ代理店、AnalogHeavenブース!!地下の一角にもかかわらず、溢れんばかりの人で溢れ変えるブースで一番の注目を集めていたのは新進気鋭のモジュラーシンセメーカー、Make Noise社!
やはりといいますか、こうやってパッチの配線を見て、悦に浸ってしまいます。
流れるサウンドは正にジャーマンエレクトロ!知らないと出せない、本物の世界がそこにはありました。オシレーター、シーケンサー、VCF。LFO。全てを意のままにコントロールし、想像通りのサウンドをクリエイトする感覚こそがモジュラーシンセの醍醐味ですが、そこにデジタルらしいコントロール感覚を付加した、一歩進んだモジュラーシンセのスタイルがMake Noiseの目指すところです。
あまりにも点数が多く、全ての機能、商品を把握することはできませんでしたが、圧倒的物量で見る者、聞く者を圧倒する、正に「シンセ」を感じるAnalogHeavenブース!
日本での展開はなかなか難しいかもしれませんが、ハードウェアからソフトウェアへと移行する昨今の制作環境において、こういった本気なシンセを作っているメーカーがあるというのはシンセフリークの私としては嬉しい限りです!
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