DSP JAPANブースではAESでのHDX対応が話題を呼ぶHORUSやTRINOVなどが鎮座!その中でもひときわ目を引いたのは、ベーストラップでしか対処できないとされてきた定在波に対するモニタースピーカーメーカーの新解答『AVAA』 (Active Velocity Acoustic Absorber)!
しかしモニタースピーカーメーカーであるPSI AUDIOが開発した『AVAA』 (Active Velocity Acoustic Absorber)は、部屋の四隅配置した後、ACプラグをつなぎスイッチを入れるだけという驚くほどシンプルな操作性でその問題を解決してくれます。
モニター製品同様アナログ回路にこだわりつづけたPSIならではの発想は、従来のようなアンチノイズや位相キャンセルといった手法ではなく、本体内のマイクロフォンによる測定とスピーカー回路を使った国際特許技術申請中のテクノロジーで定在波を吸収するという新プロダクト。メーカーHPより、DSP処理ではないためゼロレイテンシーでの動作を実現とのこと。
同社Trinovのような有効帯域に対する劇的なトリートメントとは異なりますが、スタジオ環境で使用すれば定在波に対して明らかな効果を発揮できるとのこと。予価は1本30万円程度、詳細技術等不明な部分は追ってレポートしますが、筆者としては会場内で1,2を争うほど興味をそそられたプロダクト、正直今すぐ持って帰って試したい!