Rock oN Show Report : IBC 2013
Digital Cinema Cameraとして高い人気を誇るARRI。ドキュメンタリー・スタイルとARRIの呼ぶ、コンパクトな新作カメラAMIRAが登場。16mmを彷彿とさせるそのサイズ感は市場の反応が気になるところです。
こちらが話題のAMIRA。撮影機能に関してはALEXAと同等、最大200fpsの撮影速度と2K迄の解像度を持ちます。撮影CodecはRec 709 or Log C imagesでProRes LT, 422, 422HQ or 444の選択が可能。そして、記録メディアは最新のCFast 2.0が採用されています!!最大400MB/sと言われる、市場最高速をたたき出す次世代型CFメディアを採用することで、コンパクトにボディーをまとめています。
このサイズ感は、手軽に持ち出してのロケ、狭い室内での取り回しなど様々なシーンで活用されることでしょう。
もちろん、XTにバージョンアップしたALEXAシリーズも展示。これからもDigital Cinema Cameraの主流はARRIが牽引してゆくことでしょう。現在も16mm,35mm,65mmのFilm Cameraを作り続けるARRIだからこそ出せる色味、操作感など他にかえがたい部分を持っているカメラです。
この巨大なマシンは、なんだか分かりますか?こちらは、テレシネ(テレビーシネマ)の機械。内部にセットされたFilmをデジタルスキャンし、動画データに変換を行います。今でこそフレームレート変換は必要なくなりましたが、SD時代は2-3 Pull-Downというフレームレート変換処理もこの機械で行われていました。最新のこの機械では、高度なノイズリダクション(物理的なゴミとり、Film上の傷の検知など)が機能として追加されています。過去のFilm作品をデジタイズして残す為にもこれからもテレシネの需要はあることでしょう。
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