光伝送を使用した、非常に低遅延(41μs)の長距離伝送システムがこのOPTCORE社の製品群。このネットワークに接続するためのコンバーターは多数用意され、アナログ,AES,MADI,Clear-Com,RTSなどが用意されている。全てのネットワークは2重化され、リング状にネットワークを構築することとなる。
これは、YAMAHA miniYGDAI互換のOPTCORE変換モジュール。副スロットを専有して、最大64chまでのOptcore Networkへの接続を可能とするモジュールだ。
こちらが、コントロール・ソフトウェア。Ethernet経由で、ネットワーク全体の監視、コントロールが可能。PC上のGUIで設定が可能。
コンバータがこちら。バックパネル左側のセクションがOptcoreの光伝送のセクション。右側が、それぞれの接続コネクター。一番上のモデルがAES 32chのモデル、中央がMADI BNC仕様、下段がMADI OPT仕様。そして、全てが電源も二重化された、完全エンタープライズ仕様となっています。
X6Rと呼ばれるこちらは、OptcoreのAD/DA部分。OptcoreのNetworkにつながるX6R-TP(最上段)に対して、追加のAD/DAとして中段の2台が、Ethernetで接続されテイルのがお分かりいただけると思う。高価な光のモジュールを持つうニットは一台で、それぞれからEther経由で送られてきた信号をエンベデッドしたOptcoreに載せることが可能なのだ。
アナログ部分は、スペースファクターに優れたEuroblockを採用。この部分を見ても設備系の機材だということが解る。このコネクターの内8chはMicPreも持っており、運用の柔軟性を高く確保している。1台のX6Rで16chのアナログと16chのAESを取り扱うことが出来る、最下段のV3Rは、8chのアナログと16chのAESとなる。
光を利用した、Audio伝送システムとして歴史のあるOptcore。DANTE,RAVENNAなど複数の規格が誕生した今でも、その歴史に裏受けられた信頼性は、揺るぎないものであるということ、そして、現場のニーズに合わせ進化を続けていることを感じる。
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