好評のMatrixからパッチャー/ルーター部をラック化した新製品が登場!!! アウトボードをプラグイン感覚で使用できるようにする超便利ユニットです!!!
ここ数年、NAMMでは必ず新製品を発表しているSolid State Logic社。今回もかなり魅力的な新製品をお披露目していました。その名も「X-Patch」。好評のスモール・コンソール、Matrixのパッチャー/ルーター部分を抜き出した便利ユニットです!!! このような製品を待っていた人は多いのではないでしょうか。
1Uラック・サイズの「X-Patch」は、デジタル・コントロール可能なマトリクス・パッチャー/ルーター。16ch入力/16ch出力という仕様で、リア・パネルの25-Pin D-Sub端子に接続された入出力を、コンピューター上で縦横無尽にパッチング/ルーティングすることができます。例えば、DAWのオーディオ・インターフェースの入出力を8ch分繋ぎ、残りの入出力にステレオ仕様のアウトボードを4台分繋いでおけば、DAWのどの入出力にどのアウトボードをインサートするか、コンピューター上で自由に決められるというわけです。もちろん複数台のアウトボードをシリアルで繋ぎ、それをDAWの入出力にインサートすることも可能。つまり「X-Patch」は、アウトボードにプラグインのような使い勝手を与える便利ボックスというわけです。
入出力のレベルは、+4dB/-10dBを切り替えることができ、またチャンネル1〜2の入出力はフロント・パネルにXLR端子で併装。急遽、持ち込まれたアウトボードやシンセサイザーなどを接続する際に重宝するでしょう。リア・パネルにはMIDI入出力端子のほか、Ethernet端子も備わっているので、MIDI Over LANで使用することも可能。コンピューター側からの操作は、Matrixでお馴染みの「Logicitivity Browser」で行います。もちろん、Mac/Windows PC両対応です。
この種の機材で気になるのが音質。ユーザーから見れば、音を処理するわけではない単なるパッチベイなわけで、ここで音が劣化してしまっては意味がありません。しかしそこはさすがはSSL。この「X-Patch」でも、内部回路はDualityなどと同じ“SuperAnalogue”が採用されており、入出力の音質は完璧に保持されます。
今までありそうでなかったタイプの機材である「X-Patch」。DAWと共に大量のアウトボードも使用している……という人は要チェックですぞ!
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