Rock oN Company 2010 NAMM ショー・レポート!

PreSonus

注目のデジタル・コンソールStudioLiveに24フェーダー・モデルが登場!!! Cubase/Nuendoの流れを汲むBrand-New DAW:Studio Oneも大注目です!!!

北米ではオーディオ・インターフェースのトップ・ブランドと言っていいPreSonus社。日本では、マイナーなイメージが未だに強いですが、こちらではプロ/アマ問わず非常に人気があります。これは余談ですが、Apple社がApogee社と今のような関係になる前、Apple社が展示会やセミナーなどで必ず使っていたのはPreSonus社の製品でした。
そんなPreSonus社の新製品は、デジタル・コンソール「StudioLive」シリーズのニュー・モデル「StudioLive 24.4.2」。その名のとおり、「StudioLive」の24chフェーダー・バージョンです(「StudioLive 24.4.2」のリリースに合わせて、従来の「StudioLive」は「StudioLive 16.4.2」という名前になります)。

「StudioLive」シリーズの最大の魅力は、何と言ってもそのシンプルな使い勝手。ほとんどのパラメーターがサーフェースの表に出ており、それ以外のパラメーターもボタンを1〜2回押すだけで操作できます。ここまで使いやすいデジタル・コンソールというのは、なかなかありません。また、FireWire端子を搭載し、コンピューターのオーディオ・インターフェースとして機能するというのも重要なポイントです。これにより、DAWと「StudioLive」との間で、シームレスなオーディオ・シグナルのやり取りが可能になります。

普通はここで終わってしまうものなのですが、PreSonus社が凄いのはDAWに対応させるだけでなく、オリジナルのDAWソフトウェアを開発してしまったところ。昨年末にリリースされた「Studio One」です。この「Studio One」、リリース・バージョンから非常に高い完成度を誇っていますが、それもそのはず、SteinbergでCubaseやNuendoを手がけていたスタッフによって開発されたものなのです。ブースにいたPreSonus社のスタッフに訊いたところ、「Studio One」は単なる「StudioLive」のオプションという位置づけではなく、今後Pro ToolsやLogicに対抗できるレベルまで育てていくとの力強い回答が返ってきました。実際、早くもメジャー・バージョン・アップが予定されているとのことで、新バージョンではビデオ・トラックが追加されるなど、大幅な機能強化がなされているとのことです。Pro ToolsやLogicといった従来のDAWに飽きたという人は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

最後に製品担当のWesley De Vore氏による「Studio One」製品解説ムービーを是非ご覧ください。

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