RockoN Show Report : NAB 2013 / musikmesse(ミュージックメッセ) 2013
Muzikmesse開催直前にRolandから新感覚のライブツールが姿を表しました!その名もRC-505!
ボイスパーカッションにギターにベース、その他あらゆるサウンドをソースとして繰り出されるルーパーを使ったライブパフォーマンスの必需品「BOSS LOOP STATION RC シリーズ」のニューコンセプトモデルがが登場です!
このRC-505は、ルーパーの開発とループパフォーマンスの普及に力を入れるRolandが提唱する新しいコンセプトのニューモデルです。
RC-505は5つのトラックを搭載。個別にトラックをON/OFF/オーバーダブできることで、これまで不可能だった複雑なパフォーマンスが可能です。
そしてこの5つのトラックをフル活用するために入力端子も実に豊富。RC-505の入力はMicとステレオINST入力、そしてMP3プレイヤーなどをつなげるAUX inがあるため、複数種類の楽器や声を交えての壮大なループパフォーマンスも夢ではありません。
そしてRC-505はこの5つのトラックとは別に85種類もの様々なスタイルを再生するリズム・パターンを装備。これをライブに活かしたり、ヘッドホンアウトからリズム・パターンだけを再生することでクリック代わりに使えたり、観客もパフォーマーもさらに楽しめる仕掛けがこらされています。
さらに最大99種類のフレーズ保存、最長3時間のステレオ・レコーディングというルーパーとしては驚異的なメモリ容量も見逃せません。
これまでルーパーはフットストンプタイプが主流で、ギターやベースを弾きながらルーパーの操作は足で行うのが一般的でした。しかしそれではスイッチのON/OFFを切り換えるのがやっと。そのため一般的なルーパーはループをさせる目的以外の機能を搭載することがされてきませんでした。
そこを打ち破るべくRC-505で採用されたのがこのテーブルトップスタイル!RC-505に搭載されたインプットFX(21種類)とトラックFX(4種類)による繊細で直感的なエフェクトプレイも可能になりました!またこれ以外にも各トラックのボリューム調整なども手で正確に行えるので、これまでのループパフォーマンスに大胆さと共に繊細さを加えることができます!
さらにテーブルトップスタイルならではの視認性の高さにも注目。手で触るからこそ多くの情報を視覚で認識することができます。ON/OFF/オーバーダブを切り換えるメインのスイッチは緑/赤/黄と色によって機能を判別することができ、その周りにある赤いインジケーターはループの再生状況を知らせてくれます。この視認性の高さが、5つものループオーケストラに間違いの無い指揮を出すための鍵となります。
RC-505は装備しているUSB端子によってPCとオーディオデータをやりとりします。オーディオのインポート/エクスポートはもちろん、データのバックアップも可能。
またMIDI端子は汎用フットコントローラーなどのMIDI機器を接続したり、2台のRC-505を同期させるために使います。
RC-505は単なるルーパーとして捉えるだけでなく、メモリー数の豊富さやPCとのオーディオのやりとり、そしてエフェクト搭載という利点を活かし、サンプラー的にDJやトラックメイカーも積極的に使えるライブアイテムといえるでしょう!
BOSS RC-505 販売価格 ¥54,800
発売日 2013年5月下旬予定!
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