RockoN Show Report : NAB 2013 / musikmesse(ミュージックメッセ) 2013
ラックエクステンションによるサードパーティー製プラグインでより高品位な制作が可能になったReason。最新版「7」ではそれに加えてシーケンサーでのエディットやミキシングにおけるワークフローの改善/効率化、そしてオーディオエディットの強化がされています。
その他、MIDIアウト機能が搭載され、Reasonから外部MIDI機器をコントロールする「External MIDI Instrument」というモジュールが新規追加。外部機器との柔軟な連携によってReasonの可能性がさらに広がることでしょう。
録音したオーディオをトランジェントのピークでカット、それをREXファイルに変換して、REXファイルプレイヤー「Dr.REX」に簡単転送できるなどほぼRECYCLEを統合したような機能が搭載されたのも嬉しいところです。
REXファイルが生まれてもう20年が経とうとしていますが、いまだブレイクビーツクリエイターにはスタンダードなファイル形式として重宝されているので、この機能に喜ぶ方も多いと思います。
ミュージシャンに一番近い位置にいる制作ツールであったReasonが、より本格的なDAWとして成長を続けている印象を受けます。この独自のアプローチには今後も期待してしまいます!
Propellerhead / Reason 7
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