RockoN Show Report : NAB 2013 / musikmesse(ミュージックメッセ) 2013

GENELEC

再生可能で地球環境に配慮された、”NCE”素材と待機電力0.5W未満を管理する”省エネルギー”機能!1978年から続く”アクティブモニタ”の老舗GENLECが新次元 のパワードモニタM030とM040を発表!


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デスクトップレコーディングユーザーをターゲットとした「MUSIC CREATIONコンセプト」の新製品「Mシリーズ」の製品発表では、ブースの前にプレスや関係者など他のブースを圧倒する程の賑わっていました!

GENELEC

M40

GENELEC M040

M30

 

GENELEC M030
MシリーズはGENELECが全く新しいコンセプトでリリースする新ラインナップ。ウーファー5インチ、50W+30Wアンプの「M030」とウーファー6.5インチ、80W+50Wの「M040」の2モデルがデビューします。

「MUSIC CREATION」というコンセプトのMシリーズですが、Rock oNスタッフが感じた特徴は「Sound & ECO」!その理由をお伝えします!

・新素材 NCEを採用

GENEREC M030

NCE素材むき出しのモデル。発売の可能性もあるとのことです

NCE( Natural Composite Enclosure )素材は完全リサイクル可能な木材とファイバー繊維との複合素材。昨今同社のデスクトップモデルに採用されていたアルミ合金と比較してより自然素材に近い鳴り、周波数特性を持つ素材です。

NCE素材は正確な形をローコストで射出成形が可能で、製造時に排出する二酸化炭素量も従来よりも少なく済み、より環境に配慮した素材となっています。

・新技術 LIPはサイズを越えた自然なローエンドを実現!

GENELEC M030

MシリーズはGENELEC初の新技術Laminar Integrated Port (LIP)を採用。Mシリーズを見て一番最初に目が行くかわいい2本足はこのLIPのための設計です。精巧に計算されたバスレフポートがデスクトップまでもバスレフダクトとして利用し、筐体のサイズからは想像もできない豊かなローエンドを出力します。現在特許出願中!

GENELEC M030

底面のダクトが2段階に広がります!

・D級アンプを採用!

GENELEC M040

高効率で低発熱なD級アンプを採用。低歪みでクリアなサウンドはGENELEC初の試みです!

・自動パワーマネージメント機能

さらにECOな機能をご紹介。Mシリーズは無音状態がしばらく続くと、自動で待機モードに変わるIntelligent Signal Sensing (ISS) 機能を装備。この時 待機電力は0.5w以下で、環境とあなたのスタジオの運用コストに貢献します。

・小規模スタジオのための機能

GENELEC M040

Mシリーズは自宅や小規模スタジオで活躍するコンポーザーやアーティスト/DJのために開発されました。そのため、部屋の環境に合わせて音響特性を微調整できるRoom Response Controlを搭載しています。BassとTrebleを調整でき、デスクトップ置きにした時に天板の反射のせいでブーミーになってしまう中低域の部分を調整できるEQまで備わっているのは嬉しい仕様です。


今回のキャッチコピーでもある”Dream big. Then make it happen.”。35年の歴史をもつGENELEC社から新たなロングテールとなるMシリーズはサウンド面もより一層進化し、さらに環境やエネルギー問題にも目を向け、それを技術力で対応するという最も進歩したスピーカーブランドの一つと言えるでしょう。

新たなステージのスタートを感じるMシリーズは2013年7月に発売予定。M030 890ユーロ(1ペア)、M040 1340ユーロ(ペア)が予定されています。

GENELEC M030 M040
※詳しい情報はこちら!>

GENELEC M040

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