Rock oN Company 2012 musikmesse ショー・レポート!

Studio Logic

NAMMでも紹介したWaldorf直系のサウンドを持つ鮮烈のイエローシンセサイザー『Sledge』と超軽量88鍵キーボード『numacompact』の2機種に要注目!!


NAMMレポートでも鮮烈な印象を残したStudio Logic。中でもWaldorf Qを彷彿とさせるサウンドとイエローデザインを持つSledgeは大注目の一品。会場も次から次へと試奏に来ていて皆さんかなり気になっているようです。
Waldorfの最新アナログ・モデリング・テクノロジーがDSPに惜しみなく投入されており、鋭いリードからリッチなパッド・サウンドまで自在に再現!クラシックなアナログ・シンセの波形と共に伝説のデジタルシンセ、PPG waveのウェーブテーブルが全て移植されている点はシンセマニア垂涎ですね!
そして何より大切なのは本物のアナログシンセ同様、各ノブ、ボタンはそれぞれが一つだけの機能を持っている、という点です。
コンパクトな筐体に多くの機能を詰め込み過ぎ、マルチファンクションになった現代の機器。マニュアルを熟読し、一つの操作のために何度も深い階層に入って行かなければ進めないというのはリアルタイムに演奏する上ではこの上ないストレスですよね。それぞれのパラメーターに直接アクセスできる、アナログシンセのあるべき姿がここにあります!
価格は約€1200、国内での発売が待ち遠しいですね。
88鍵盤で音源搭載なのにたったの7.7kgという超軽量キーボードであるnumacompactは有りそうでなかった、実はキーボーディストの期待に応えた製品と言えるでしょう!
ライブはもちろんリハスタに行くにもあの重い鍵盤を運ぶツラさは他のメンバーには分かってもらえない。。。なんて不満を抱えていたあなた!その悩みからやっと解放される日が来ましたよ!
鍵盤のタッチがやや軽い点や10音色ある音源のクオリティといったところでもう少し充実して欲しい部分もありますが、USB接続でMIDIコントローラーとしても活躍できるので約€490という価格を考えればこれは十分お買い得でしょう! Sledgeとともに国内で一刻も早く発売してほしい!!
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