Rock oN Company 2012 musikmesse ショー・レポート！

日本でもだんだんと広がりを見せているAPI500アライアンス・モジュール。コンパクトなサイズでいろんなモジュールを組み合わせられる楽しさは始めてしまうと病み付きになりそうです。DIが圧倒的に有名なRadialですが、リアンプ、スイッチャーなどであったり他にもいろいろ便利な製品をリリースしています。そしてこのAPI500アライアンスのモジュールもかなりの充実度。特にモジュール・フレームのWorkhorseは8台の500シリーズをマウントでき、各モジュール毎のワイヤリング、トータルのサミング、直列接続も可能と非常に多機能で使い勝手のいい製品です。ヘッドフォンアウトも2系統、モニターアウト、Dsubもありなど本当に便利に出来ていますね。音質にも妥協は無く、マスターアウトにジェンセン製トランスも採用されております。

展示ではこのWorkhorseに同社のモジュール以外にRupert Neve DesignsやMillenniaも搭載されていました。他社の製品も一緒に並べる柔軟性がいいですね。

●手軽にモジュールを扱える3スロットのフレームも。

また、このWorkhorseの3スロット版、Workhorse Cubeが登場。8台もモジュールを必要としない人も多いでしょうから持ち運びも楽で、手軽に扱えそうで非常に便利。日本での発売を期待したいところです。

そのWorkhorse Cubeに入っている迷彩柄のモジュールはTANK DRIVERという名でなんと！スプリング・リバーブ！見た目と全く一致しない気がしますが、Fender Twin Reverbのようなリアルなスプリング・リバーブサウンドを楽しめるようです。ギターに使うだけでなく、ヴォーカルやドラムにかけても面白そうですね！