Rock oN Company 2012 musikmesse ショー・レポート！

Line 6

常識を打ち破る先進的なタッチスクリーンミキサー、MD20dやデジタルワイヤレスの新モデル、iOS対応キーボードとその革新性はさすが！

他ではなかなかお目にかかれない独自の技術で常に時代の先を行くLine6。単なるアンプシミュレーターのメーカーだと思っていたら大間違いです。近年特にライヴ環境における新製品群は目を見張るものがあります。今回も皆興味津々だったタッチスクリーン式ミキサー、StageScapeM20d。

ギターやヴォーカル、ドラムなどのルーティングをステージの画の上でビジュアル的に配置し、ルーティングを組むことが出来るというなんとも近未来的な仕様は普段音楽機材に慣れていないユーザーにもすぐ理解できるように、との配慮から出たアイデアだそうです。もちろんそういったエントリーレベル・ユーザーのためだけでなく、細かい設定はアドバンスド・モードから入れるのでプロフェッショナルな使用にも耐えることができます。20入力が可能で18INオーディオインターフェイス機能もあり幅広い使い方ができますね。

そしてそのM20dと合わせて使用するのにぴったりなスピーカーがStageSource L3tとサブウーファーのL3s。DSPを使用したスマート・スピーカー・モードで6種類に出力を選べます。SR用のリファレンス/PAモード、録音された音源の再生にぴったりなプレイバック・モード、キーボード用、ギター用などなどかなり多様なアプリケーションに対応。同社のネットワーク・プロトコルであるL6 Linkでセットアップすればシステム全体が自動的に最適化されるので使い勝手は非常に良さそう。

同じくミュージシャンのライヴにおける強力なサポートとなるデジタル・ワイヤレスシステムも最新機種を展示。XD-Vシリーズは2.4GHz帯を使用することでデジタルの高音質を保ちながら従来のデジタル・ワイヤレスに比べて破格の低価格。しかもLine 6お家芸のモデリング技術によりマイクのモデリングまで出来てしまうことで世界中のライヴシーンでスタンダードとなりつつあります！