Rock oN Company 2012 musikmesse ショー・レポート！

プロフェッショナルな業務用機器からコンシューマー向けのデバイスまで幅広くカバーするTASCAMブース。

今年のNAMMでも発表されたiOS用Audio/MIDIインターフェイス、iU2はやはり注目の的。なんとティアック株式会社　代表取締役社長の英 裕治氏から直々に製品のご説明をしていただきました！

iOS用インターフェイスは増えつつある昨今ですがオーディオとMIDIの両方を扱える製品はまだまだ少ない中、iU2は貴重な製品と言えます。USB接続で通常のPC用オーディオインターフェイスとしても使用できます。オーディオはTRS入力だけでなく付属ケーブルでXLRにも対応。となればもちろん48Vファンタム電源も供給でき（USBからの電源供給が必要）、さらにはHi-z入力、S/PDIF出力も搭載と至れり尽くせり。iPadへの接続ケーブルは本体裏側に収納されているという、痒いところに手が届く仕様です！

ここはやはりユーザーの視点に立った丁寧なモノ作りを実践するTASCAMならではと言えましょう。英さん、どうもありがとうございました。

iOS専用のマイク/ギターインターフェイス、iXZも登場。ホワイトでカーブのついたデザインは携帯性も良く、モバイルとしては最適なインターフェイス。

そしてミキサー機能も付いたUS-125M。ネットの動画配信での音声用に圧倒的な支持を受けるTASCAM USシリーズの最新作。

インターフェイスにミキサーが付いたことでさらに簡単にBGMと外部入力を合わせる、といった使いやすさを実現しています！これは非常に重宝しますね！

そして放送業務用ではTASCAMのお家芸とも言えるCDプレーヤーシステム、CD-9010 SYSTEM&CD-6010が登場！

CD-601mkIIなどTASCAMの放送業務用CDプレーヤーはその操作性、耐久性、高い品質から常に業界のスタンダードとして君臨してきました。

その次世代定番となるのは間違いなくこのCD-9010システムでしょう。コントローラー、RC-9010Sの非常に効率的なレイアウト、そして音質面では内部24bit処理を施すことにより、16bitのCDにおいて小音量でも高解像度を実現。また3Uハーフラックサイズなので現在CD-601mkIIを採用しているスタジオでもそのまま入れ替えることができます。

業務機器であってもコンシューマープロダクトであっても使う側のことを考え抜いた製品作りはやはりMade In JapanのTASCAMだからこそできる技ではないでしょうか。