なんとVPR500シリーズにオリジナル回路設計のmoogラダーフィルターが新登場!! スタジオからステージまで、VPRラインナップのサウンドカラーに新たな1ページを刻みます!
moog博士オリジナルの回路設計を元に新規開発された500 Series Ladder Filter。4ポール(24db)・フィルターから生み出されるサウンドメイクはそれこそminimoogの開発から現在に至るまでmoogサウンドの真骨頂でありミュージックシーンを彩ってきた同フィルターがVPR500シリーズとして様々なソースに手軽に使用出来るのはユーザーとしてありがたい限りですね。本体パネル右下に搭載されたBypassスイッチで手軽にA/B比較が可能、もちろん2ポールとの切替可能なんです!
moog music社TRENR THOMPSON氏に詳しく解説いただきましたのでまずはこちらの動画をご覧下さい!
アナログシンセを彷彿と差せる大型のカットオフノブだけでもハードウェアとして魅惑的ですが、Native InstrumentsやSpectrasonicsといった最新の人気ソフトウェアのシンセベースサウンドをLadder Filterで音作りするなんてシーンが自分の周囲でもそのうち見られそうな気がします。$849の価格設定は妥当といった印象ですが、これを機にVPR ALLIANCE自体もより国内に普及してくれると嬉しいですね。
昨今では新たなiOSアプリ「ANIMOOG」をリリースする等moog博士亡き後も勢力的な製品リリースが続く同社ですが、やはり同社から魅力あるハードウェアがリリースされると単純に嬉しいですね。UAD-2のオプションやiOSアプリ等でもmoog FILTERソフトウェアはリリースされていますが今回のVPR500シリーズ登場によって、改めてmoog博士が生みだしたアナログ回路自体の魅力をスタジオやステージといったシーンでも体感する事が出来るようになります。ユーザーオリジナルの構成が魅力のVPRにおいて替えの効かない1台になるのは間違いなさそうです! 国内での発売が待ち遠しい!!
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VPRは去年くらいから超欲しいんですがいかんせんラックが高いのが難点…
でもこれは良い!