Rock oN Company 131th AES Convention 2011 NY ショー・レポート!
tc electronic
t.c.electronicから新しいラウドネスメータ・プラグインが登場! しかもNative対応です!!
EBUでのラウドネス規格の牽引役、tc electronicブースではAESでも盛り上がりを見せるラウドネスを取り上げています。
ラウドネスメータのフラッグシップであるTM9の展示もあり、DB22他ラウドネスツールの展示に力を入れていました。人が途切れることのない様子からも、高い注目を集めていることが伺えました。
その中心となっているのはレーダーメータが特徴的なLM5D。今回のAESではLM6へと進化!
映画業界で幅広く使用されてきたLeq(m)基準のラウドネスが即て出来るようになりました。筆者自身も、ラウドネスのご案内を行った際に一番リクエストが多かったのがこのLeq(m)への対応。いち早く対応を果たしたTCはさすが!!これにより、TV音声だけでなく、映画トレーラー、TVCMのシネアドへの転用などに幅広く対応できるように。
更には、Native対応のプラグインも発表に、衝撃の価格は$499。System6000等のラウドネスツールを持っていれば$299とのこと。来月にはデリバリーが始まるとのことなので楽しみですね。残炎ながらLeq(m)には対応していませんが、TV音声であればなんの問題もありません。TM9、System 6000、Pro Tools、Nuendo全てで、同じレーダーメータを見ながらの作業が可能となります。
国内での盛り上がりは確実なラウドネスメータ。AESでもひっきりなしにラウドネス関連のイベントが開催されて盛り上がっています。先頭を走るTCの新作は戦略的な価格で非常に興味を惹かれます。是非ともチェックください。
今後もラウドネスレンジなどラウドネス運用の最適化に対して中心的な役割をはたすことが予想されます。今後もTCのラウドネス関連の動きからは目が話せませんんね!!
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