Rock oN Company 131th AES Convention 2011 NY ショー・レポート!

Metric Halo

ProTools10そしてAAXサポートの最新プラグイン3種同時発表!! いずれもユーザー必携と言える強力Toolの全貌をムービーで!!

Mac OS一筋、Lion対応もいち早く果たしたMetric Haloブースには大勢の人だかりが!! それもそのはず話題のProTools 10の次世代プラグイン規格AAXに対応した新製品Channel Strip3, Transient Control, CharacterをはやくもNativeシステムで動かしていました。まさにその名の通りいずれもMixに手放せない憎いポイントをしっかりおさえた3種ですので早速Jon Stern氏のデモムービーでご覧下さい。

  • Channel Strip3

Metric Haloのチャンネル・ストリップ・プラグインは、最初のバージョンがリリースされてから、13年の歴史を持っています。その間、数多くのユーザーからの寄せられた要望を数多く反映し、Pro Tools 10向けにChannel Strip 3をリリースしました。Channel Strip 3では、ユーザーインターフェースが新しくなり、表示モードは画面の解像度に合わせて大中小から選べます。新たにリミッターの機能が追加されマスターバスにも使えるようになりました。ChannelStrip2で作成したプリセットもそのままひらくことができるので、過去にChannel Stripを使って作成したプロジェクトを、ProTools 10デモもそのまま生かすことができます。

  • Character

Metric Haloのオーディオ・インターフェース上のDSP上で動作するMIO Cosoleのv.5リリース時に追加された新しい機能がCharacterです。Metricのベーターテスターがレコーディング/ミキシング/マスタリングが愛用しているアウトボードのマイクプリアンプ、DIやEQを自社の音響解析ソフトウェアSpectraFooで計測し、アナログ回路が加えるひずみを含め、アウトボードの回路が入力信号に及ぼす影響を詳細に計測し、20以上のモデル、真空管、トランス、アナログ回路をシミュレートしています。

  • Transient Control

Transient Controlは、従来のCompressorとは違い、トラックのサウンドのダイナミクスに直接変化を加えます。トラックのアタックやサスティンを直接変更し、トラックのパンチを増したり、逆にスムーズにすることができます。Transient Controlは、以下の3種類のUIを持っています。

●Basic: Transit, Sustain, Gainの3つの大きなノブと入力レベル表示

●Basicとプロセスメーター:Basicの表示に加えて、プラグインの効果をメーターで視覚的に表示します。

●Basic w/Process Meter: Advanced w/Process Meterの画面に加えて、トランジェントとサスティンの感度の細かいコントロールを表示します。

各プラグインは、1つのライセンスでNativeとHDXの両方のモードで使えます。Metric Haloのオーディオインターフェース上のDSPで動作するMIO Consoleで培った技術を、いち早く最新のプラグイン規格に対応。11月には正式に価格が発表され、まもなくリリース予定となります。(これらのプラグインからオーサライズがiLok方式に対応予定)

本丸のChannel Stripでは緻密に、そしてCharacterやTransient Controlではシンプルなパラメーターとプリセットで素早くトーンコントロールが出来るよう設計されたまさに実践仕様の3種と言えます。特にTransient特性のコントロールプラグインはやはり1本は持っておきたいところ、マイクプリも自慢のMetric I/Oとともに是非導入を検討してみて下さいね。

 Metric Halo

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