Rock oN Company 131th AES Convention 2011 NY ショー・レポート!

APOGEE ELECTRONICS

日本でも人気の高いフラッグシップ「Symphony I/O」用最新拡張モジュール「8 Mic Preamp」が遂に発売開始!! 最新作「Mic」やDuet2用ブレイクアウトボックスも発売へカウントダウン!

APPLEのビジネスパートナーとしてハイエンドからコンシューマーまで幅広いI/Fマーケットで成功を続けるApogeeブランド。中でも昨年発表されたフラッグシップモデル「Symphony I/O」はソフトウェアのバージョンアップに伴いUSB I/F機能が追加されるなど自慢のSymphonyシステムの枠に留まらない拡張性を確保しています。そんなSymphony I/Oにさらなるパワーを加える最新モジュール「8 Mic Preamp」が遂にお披露目! そしてDuet用のブレイクアウトボックス、iPad/iPhone用のMicと3つの新製品についてApogee社テクニカルサービスのRoger Robindore氏にご紹介いただきましたのでムービーでご覧下さい。

Apogeeからのアナウンス以降待ちに待ったユーザーも多かったのではないでしょうか。4系統のHi-z対応Instruments入力端子と最大80dBゲインのデジタルコントロール可能なマイクプリアンプを搭載。本体のD-Sub25ピン入出力が「Send/Return」と書いてあり、Micはどこに入力するの?と思われた方もいるかもしれません。実は「8 Mic Preamp」はプリアンプ回路と外部アウトボード用のSend/Returnを搭載、Mic自体はAnalog I/OモジュールのAnalog Inputを活用する事でライン入力の前段にマイクプリアンプが挿入される設計となっています。これによりマイク入力、楽器入力双方においてお気に入りのアウトボードエフェクトを「8 Mic Preamp」モジュールのみで手軽にSend/Return出来るようになっているのは魅力ですね。こちらは本国発売を開始したとのことですので、国内での発売までもう少しだけお待ち下さい!

そして国内でも発売以降大ヒットが続くDuet2用オプション「ブレイクアウトボックス」も展示されていました。

Duet2と接続用の3mケーブルも同梱されており、これでLIVEからスタジオまで同梱のブレイクアウトケーブルでは困難だった環境でもDuet2が活用出来ますね。ブレイクアウトケーブルには無い2系統のXLRバランス出力を新規搭載しているのもユーザーにとっては嬉しいポイントと言えるでしょう。(もはや当たり前なのかもしれませんがしっかりMacシルバーデザインなのもポイントですね。)ブレイクアウトボックスは $99にて来月の発売を予定しているとのことですので、皆さんもう少しだけお待ち下さいね!

iPhone/IPadユーザー待望のコンデンサーマイクロフォン、その名も「Mic」!  実際に目にしてみると予想以上のコンパクトさに衝撃です。

先ほどのムービーのようにiPad上でGarage Bandと一緒に活用する姿はApple Storeをはじめ各所で見受けられそうですね。付属のiOSデバイス接続用ケーブルの他、USBケーブルを使えばMacでも使用が可能です。こちらは販売価格$200位にて年末頃のリリースを予定とのこと、Macユーザーであればとりあえず1本持っておきたいアイテムですね。

幅広いマーケットを獲得しているApogeeならではの盤石のラインナップ展開、Appleとの協力のもと、全ての現行製品が最新Mac OS X LION対応を果たしており、そのブランドパワーをまざまざと見せつけられた今回のAES。今後もAPOGEEからは目が離せませんね!

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