RockoN Show Report : NAB 2013 / musikmesse(ミュージックメッセ) 2013
やはり、どうしても初の64bit化により、劇的な進化を遂げたPro Tools 11に注目してしまいますが、もう一つのAVIDのメインソフトウェアであるMedia Composerもメジャーバージョンアップを行いVer.7となります。
注目は、Pro Toolsから移植されたオーディオ機能の強化でしょう。プラグインの利用が書くトラック5個まで可能になったり、波形表示、クリップゲインと言ったリアルタイムレンダリング機能、NLEとしては特筆すべきマスタートラック。特にマスタートラックはラウドネス値を測定したりといった際に非常に役に立ちます。
もちろんそれ以外にも4K,5Kといった高解像度ファイル(例として、ARRI,SONY,REDの名が上がっていました)への対応。4Kの解像度の中から、1K分をクロップしたりということがMedia Composer単体で行えます。タイムラインの解像度は1Kまでとなっていますが、今後の4K対応に期待をしたいところです。
もう一つが、バックグラウンド処理。トランスコードや、コピーなど時間のかかる作業をCPUの負荷を見ながら、自動的にバックグラウンドで行なってくれる非常に便利な機能です。
他にもInterplayとの親和性の境界、Inte playがあるとどのような事ができるのか、と言った部分もデモが行われていたのが印象的。Interplayをコアとして、Media ComposerとPro Toolsでポストプロダクションを行なって欲しいというAVIDの提案が十分に感じられるでもセッションでした。
Media Composer7
現地のレポート・スタッフ他、このサイトをご覧いただいている皆さんが楽しめるようなコメントをお待ちしております! (スタッフへの励ましのお言葉もお待ちしています!)
記事のタグから探す!