RockoN Show Report : NAB 2013 / musikmesse(ミュージックメッセ) 2013

FUJI FILM

蓄積されたフィルムメーカーの技術ノウハウをデジタルシネマへ導入、カラーグレーディングのターンキーシステムを展開!


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ハードウェアベースのため安定した現場での運用が可能である。

Fujifilm IS100

Filmメーカーとしては最大手だったFujifilmがそのFilmのノウハウをデジタルシネマに導入すべく開発したハードウェアベースのカラーグレーディングシステム。10bit LOGの非圧縮HD-SDIの信号を取り込み、モニターのスペックに囚われず、ITU709やDCP、ASESなどの任意のカラースペースに合わせた色再現を確認することができる。

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ipadにてコントロールの様子。

またipadにて起動する専用のコントロールアプリケーションとの併用で色調整や簡易キーイング、スクリプトやメタデータの作成、各カラースペースに則ったクリップポイントの確認などをすべて撮影現場にてリアルタイムに確認、変更することができる。

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こういったモニターが混在する環境でもキャリブレーションをとることにより、色を揃えることができる。

それらの撮影現場で調整した情報をCDLとして保存することができ、既存のカラーグレーディングシステムに取り込むことによって撮影現場で確認していた色再現と全く同じ状態を再現することが可能。グレーディングもこの段階からスタートすれば現像作業にかかる時間を省くことが出来、よりクリエイティブな制作環境の構築を実現した。

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色調整のGUI、直感的にパラメーターの変更が可能。レスポンスも早い。

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本体の情報がプリセットできるミニボックス。モニターの代数を増やしたいときに大変有効である。価格は15万円。

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