RockoN Show Report : NAB 2013 / musikmesse(ミュージックメッセ) 2013
Sound Miner
SoundMinerは効果音、選曲用の音源管理アプリケーションをなんとプラグイン化!煩雑なオーディオ管理に一役買ってくれそうです!
日本ではあまり知られていないのが残念でならないソフトの一つがこのSoundMiner。こちらは、効果音・選曲用のMedia Asset Softです。このソフト、Pro Toolsとの連携が非常に優れているのがその特徴でしたが、NAB 2013ではなんとプラグインとして動作をしています。
もともとPost Production Studioのエンジニアであったプログラマーが開発を行なっている、非常にユーザーフレンドリーな設計に好感が持てるAudio用のMAMツール。音源データにメタデータを加えて検索を様々な角度から行えるのがこのソフトの優れたポイント。「うるさい」「楽しい」「海音」「森林」などのキーワードを予めメタデータとして持たせておき、それを参考に検索をするツールです。アメリカでは販売されている効果音ライブラリーに予めメーカーがSoundMiner用のメタデータを用意していたりと、ショアの高さを感じさせるのですが、いかんせんメタデータが英語ということ、更にはSE Engineerが選曲を担当するケースの多い国内では、惜しいことに中々シェアを増やせずにいるアプリケーションです。
Pro Toolsとの連携に関しても、タイムラインのセレクトしている箇所に検索したデータを貼りこむコマンドを持っていたり、Rewire経由でのバックグラウンドでの視聴が可能だったり、かなり多機能かつ使い勝手の良いツールです。今回、発表となったプラグインに関しては、動画を撮影しましたので、その挙動を是非ご確認ください。
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