Rock oN Show Report : AES NY 2013
待ちに待ったMatix2のお披露目。今回の目玉はなんといってもA-FADAが搭載されたことでしょうか。これで、使い慣れたDAW のオートメーションモードとSSLのアナログサウンドという、まさしくおいしいとこ取りです! ( ※ A-FADAについて詳しくはこちら)
今回のアップグレードで、5.1出力ボードが標準搭載されました。また、ユーザーからのリクエストが大変多かったFader Linkの機能も搭載され、これによりステレオチャンネルや5.1チャンネルのコントロールが容易になります。これまでAWSにはチャンネルリンクはあったのですが、Matrixには何故か無かったためユーザーからの希望も極めて強かったとのことで、満を持しての機能追加ですね。そしてアナログチャンネルインサートのパッチ画面も大幅に改善されています。
ハードウェア自体の大きな変更はないものの、本体の印字もバージョンアップに合わせて更新されたシルク印刷。細かい部分ですが、視認性を高める工夫が見て取れます、より美しくなりましたね!!
他にも、ProToolsやNuendo/Cubaseなどに特化した機能も搭載され、ますます活躍の場を広げるMatrix2。発売は12月を予定。既にお持ちのユーザーはなんとソフトウェアの無償バージョンアップが可能です。A-FADAやチャンネルリンク機能はそのままお使い頂けます!! これは嬉しい!
また、ブースの中でもう一つ人気を集めていたのが、9月末に発売されたばかりのLiveシリーズ。
今回は背面、Remote I/Oもしっかり見えるように展示されておりました。
SR卓のステータス、iOSコントロールアプリも忘れていません。
先日国内でも発売が開始されたSIGMAももちろん展示。
こちらは渋谷店でも現在お試しいただけますがソフトウェアDAW上のオートメーションを元にSSL SuperAnalogueサミングの息吹を驚くほど手軽に吹き込む究極のサミングToolですので詳しく知らないという方は是非お問合せ下さいね!
最後はRock oNレポートでもお馴染みのジェームズと再開を果たし記念撮影! 次回Matrix2旋風をつれて日本での再開を約束しました! それにしても2013年のSSLは新製品ラッシュですね! これらのピースが以前お伝えしたレゴブロックコンセプトとしてどのように絡み、完成されて行くのか、今後の展開が楽しみです!
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