Novation - Nocturn
プラグインのエディットに最適化されたコンパクトなコントローラーが登場!!!
超小型USBオーディオ・インターフェース、nio 2|4が話題のNovation社。初日に足を運んだときは特に新しいニュースは無かったのですが、我々のフェイントを突く時間差で、なんと2日目から新製品を展示していました(笑)。
今回、発表されたのは「Nocturn(ノクターン)」と名付けられた新しいコントロール・サーフェース。サーフェースというよりもコントローラーと呼んだ方が相応しい、非常にコンパクトな製品です。
今となってはこの類のコントローラーも珍しくないですが、「Nocturn」がユニークなのは、ソフト・シンセを含むプラグインのパラメーター操作にターゲットを絞っている点。Novation社が「Nocturn」とほぼ同時に発表した新しいコントロール・プロトコル:“Automap Universal 2.0”によって、特別な設定を行わなくとも、ほとんどのプラグインを操作することが可能になっています。
「Nocturn」は、9基のタッチ・センシティブ・エンコーダー(11素子のLEDランプ付き)、8基のユーザー・アサイナブル・ボタン(自照式)、45mmサイズのクロスフェーダーといった操作子を装備。これらの操作子には自由にパラメーターを割り当てることができますが、中央のエンコーダーのみ“スピード・ダイアル”と呼ばれる仕様になっており、「Nocturn」はマウス・カーソルが置かれたパラメーターを常に自動でアサインします。例えば、ソフト・シンセのレゾナンスを操作したいと思ったときは、そのパラメーター上にマウス・カーソルを移動すれば瞬時にアサインされるわけで、これはかなり便利な仕様と言えるでしょう。ユニークなクロスフェーダーもなかなか使いでがありそうです。
また、“Automap Universal 2.0”は今回、新たにTDM/RTASプラグインの操作にも対応し、Pro Tools環境にも対応しました。これは「Nocturn」だけではなく、すべてのNovationコントローラーに共通のアップデートなので、ユーザーにとっては嬉しいニュースですね。
Novation
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