Lexicon - PCM 96

遂に完成へ秒読み! 次世代のスタンダード・リバーブ!!!

3_Lexicon_All.jpg

米国の名門:Lexicon社の目玉は、何と言っても「PCM 96」でしょう。伝統の型番“PCM”を冠した、新開発のアウトボード・リバーブです!
昨秋のAESコンベンションで発表されたときは、いかにもモックアップという感じの試作機が展示されていましたが、今回はというと……ほとんど同じ試作機でした(悲)。従って肝心の音は聴けませんでしたが、「もうすぐ発売」というメーカーの言葉を信じて、期待しながら待つことにしましょう。

3_Lexicon_PCM96.jpg

「PCM 96」は、Lexicon社が長い年月をかけて熟成させてきたリバーブ・アルゴリズムを計28種類搭載。ホール、プレート、ルームをはじめ、Lexicon社と言えばコレ!というチェンバーももちろん含まれています。サンプリング・レートは最高96kHz対応、AES/EBU入出力とワード・クロック入力も装備。Pro Tools|HDシステムへも容易に組み込むことが可能です。

しかし何と言っても「PCM 96」の最大のフィーチャーは、背面のFireWire端子をDAWシステムのホスト・コンピューターに接続することで、プラグイン・エフェクトとして機能する点でしょう。つまりはTC PowerCoreのような感じで、外部のDSPユニットとして機能するというわけです。これはなかなか凄い機能ではないでしょうか。しかもプラグイン・エフェクトとして使う場合は、最大4ch入出力と、ハード使用時の倍のキャパシティとなります。リバーブだけはハードウェアに限るという人は、要注目の機材と言えるでしょう。

3_Lexicon_R.jpg

Lexicon
http://www.lexiconpro.com/

namm2008_maker.gif

1 Star2 Stars3 Stars4 Stars5 Stars

現在、5点満点中、4.32点です。この記事に対して、19名の方が採点に参加してくれています

Loading ... Loading ...

トラックバックURL :

Trackbacks

Comments

コメントの投稿





ページの先頭に戻る