Allen&Heath

アナログミキサーZEDシリーズとDJミキサーXONE:42を発表!

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Allen&Heathといえば、高品質なアナログコンソールを開発しているだけでなく、最近ではDJミキサーの分野にも進出しており、その高い音質には定評があります。
今回のNAMMショウではアナログミキサーのZEDシリーズが発表されました。
ZED14 - 14ch(6mono,8Stereo)
ZED24 - 24ch(16mono,8Stereo)

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ZED420 - 4bus,20ch(16mono,2stereo)

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ZED428 - 4bus,28ch(24mono,2stereo)
ZED436 - 4bus(32mono,2stereo)

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3_AH_MIXUp.jpg とチャンネル数とバス数で5機種ラインアップされています。4busバージョンは全てのmonoチャンネルにDirect outputがついており、多くのチャンネルを同時録音するようなDAWでの使用を視野に入れた構造になっています。また、ZEDはただのアナログミキ サーではありません。Allen&Heathは昨今のトレンドもしっかり取り込み、ミキサーにUSBを搭載させ、2in2outと入出力は少ない もののオーディオI/Fとしても使用可能になっています。

気になる価格ですが、ZED-14 $499, ZED-24 $799, ZED-420 $1499, ZED-428 $1699, ZED-436 $1999と、以前のAllen&Heathと比較して、昨今のアナログミキサーの流れに沿い低価格化が進んでいます。なお、本国イギリスではす でに発売中とのことでした。肝心の音質をチェックできていないので低価格により音質面に不安が残りますが、音質に定評のあるAllen& Heathのことですから高いクオリティを維持してくれることでしょう!

さて、もう1つの新製品はDJミキサーのXONE:42(ゾーン、と読みます)です。こちらは4chのDJミキサーで、各ch毎に3バンドのEQを 装備。ALLEN&HEATHおなじみのFILTERもあり、選択したchにかけられるようになっています。個人的な意見ですが、以前の Allen&HeathのDJミキサーはインターフェースがごちゃごちゃしてわかりづらかったり、フェーダーやボタンの質が安物MIDIコント ローラーのようにチャチだったりしてあまりいい印象はもっていなかったのですが、このXONE:42はすっきりしたわかりやすいインターフェースになって おり、大分洗練されてきたなという印象をうけました。(写真中央部がXONE:42です)

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また、特徴的なのはこちらにもUSBポートがあることです。このUSB経由でXONE:42を2in2outのオーディオI/Fとして使用することがで き、クラブなどでPCDJが使う際に重宝しそうです。そして、このUSB端子が本体背面ではなく、抜き差ししやすい本体左上部の見える位置にあることが、 DJ達への細かい心配りとして印象的でした。
Allen&Heath
http://www.allen-heath.com/

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