Moog Music
モノフォニックアナログシンセサイザー、Voyager Old School登場!
Moogについては今更詳しい説明は不要かと思われますが、アメリカの電子工学博士Robert Moog氏が創立したメーカー。
最初はフィルターやオシレータ等のモジュールをパッチケーブルで接続して音作りをするモジュラー型のシンセサイザーを開発していましたが、1970年に製品化されたMONIMOOGは演奏するときのパフォーマンスを重視するため、パッチングを不要にし、ノブで音作りができるようにしたほか、ピッチベンドやモジュレーションホイールを装備し、現代のシンセサイザーの規範となりました。
そのMoog Musicブースではエフェクターのmoogerfoogerシリーズとシンセのvoyagerを中心に展示。
なんと新製品として、太く深みのあるサウンドが現在もミュージシャンに支持されているMINIOOGを現代の技術で忠実に再現した、Voyager Old Schoolが発表されていました。voyagerシリーズの特徴であるパネルがないだけでなく、プリセットやMIDIもないまさに”OLD SCHOOL”なシンセサイザーでブースでも実際に「Are You Old School?」とのメッセージが!
その他の新製品としてなんとフットペダル型のUSB接続MIDI・CV(!)コントローラーMP-201を展示。フットペダル型のMIDIコントローラーは世の中に数あれどCVを2系統までコントロールできるコントローラーを発売するあたりはさすがMOOG。
MINIMOOGを復刻に近い形で発表したりビンテージのMINIMOOGと現代のシンセやMIDIデバイスを同時にコントロールできてしまうわけですから、その目の付け所はさすがといえるでしょう。
MOOG MUSIC
http://www.moogmusic.com/