Waves

コンピューターを使用「しない」パーソナル・ギター・プロセッサーが登場!そして、新たなるバンドル発表！

プラグインの王様といえば、やはりWaves。

今年はギターをブースの前面に押し出し、例年とはひと味違った構成となっていました。Wavesのギター・ツールといえば、先日バージョン3が発表されたGTRですが、新商品の『iGTR』が発表／展示に！

写真の通り、非常に小型のハードウェアで、ダイレクトにギターが接続されています。Wavesという事でコンピューターを使用する（プラグイン）なのかな、と思いきや、このハードウェアでプロセッシングを行っているとの事。

さっそく、ヘッドフォンを装着して試してみました。

アンプは3種類。ブライト、ノーマル、ウォームと限られていますが、右側のつまみでドライブの量が変更でき、月並みな表現ですが「クリーンからハードディストーションまで」をしっかりとカバーしています。

GTRによってギター・アンプ・モデリングのテクニックを培ったためか、近くで試奏をしているギタリストの誰もが音を絶賛。たしかに、こんな小型のモジュールからこれだけ気持ちのいい音がでるのは、正直意外でした。

エフェクトは、コーラス、ワウ、ディレイ、リバーブ、トレモロ、フェイザーを搭載。エフェクトのクオリティーに関しては、もはや語るまでもないですね。つまみは1つしかないのに、実にツボを抑えたかかり方でした。

iGTRは手軽に練習をするための最高のおもちゃといえるかもしれません。ただし、音はプラグインと同様に最高です。AUX端子も装備しているので、お手持ちのiPodなどを接続すれば、iPodの中の曲と一緒に練習ができるという寸法ですね。

価格も実勢価格で1万円台の前半くらいになりそうとの事でした。

また、世界中のエンジニアから賞賛の声が止まないWAVESの新機軸モデリングシリーズの『SSL4000 Collection』『V-SERIES』『The API Collection』の３製品がバンドルされた『Classic Collection』も同時に発表されていました！！正直予想通りというか、、、（笑）